上に書いた者です。
ですが塾は、ほとんどの人が行っているからと無理をして(あせって)まで行くところではありませんし、行くとしても、その内容をよく確かめ、自分の志望校に合わせて選んで行かないと失敗するところです。
国泰寺ほどの授業内容になると、もうどこの塾も学校の内容に勝るところはなく、塾の使い方は、自分の苦手科目=自分の弱点強化一本になります。
部活などで忙しく、学校の宿題だけ慌ただしくやっての人(他に何も勉強していない人)でも、例えば進研
模試で
偏差値60くらいは平気で出してくる基礎学力十分な皆さんのことですから、そこは抜かりはないと思いますが、行くならばとにかく自分のスケジュールに合う、効率よく弱点補強できる塾を選ぶことです。
世間はギャーギャーうるさいですが、
偏差値60以上は、実際にはもうわずかな差でしかなく、得意教科と不得意教科の割合で入試の合否が分かれる世界になりますし、
偏差値70以上になると、また世界が変わります。つまり学校+塾で達することのできるところは
偏差値70が上限と考えて下さい。
それよりも上の学校に行きたいのであれば、いよいよ自宅学習をメインにする必要が出てきます。
実際、国立3大学合格者の95%は塾を利用してはいますが、やはり多くが単発的な利用、自宅学習をメインに自主的に取り組むことのできた人が合格しています。
もう学習されているかも知れませんが、
偏差値60以上とは、全体上位16%、
偏差値70以上とは全体上位2%になります。国公立大学に進むためには、定員の関係から全体上位20〜30%に入っていることが条件になります。
しかし国泰寺に入ることのできた人は、全体上位15%に入っている人ですから、誰でもどこの大学、学部でも狙って狙えないことはなくで、学校の授業もそれにあわせ、それだけのレベルで展開されています。
だから結局のところは、日々の授業内容を落とさず漏らさずでしっかり取り組み(と言ってもこれが相当にきついのですが、何が何でも意地でも喰らいつくの意気込みで。)、その上で塾を利用するならば利用するというのが最も効率の良い塾の使い方になると思います。
あとは、大手の塾にこだわらないというのもポイントになります。地域の小さな塾、これは趣味で開かれているようなものがほとんどですが、そのためにその多くが中学や高校の教員経験者など(定年退職者など)によるもので、ダークホースが多いです。塾長などが高校の先輩であったら最高でしょう。特に国泰寺は良くも悪しくも変わらない伝統校のため、先輩、後輩としてぶっちゃけトークのできる塾が一番です。