これはアルバイトの許可とは別になります。
「文化活動」としての正式な許可になります。例えば正式にプロダクションとの契約がある、地域芸能団に所属しているなどであれば、有償、無償を問わず許可されますが、個人的趣味の範囲を超えない程度のことでお金をもらう、例えば有償でストリートパフォーマンスなどをするはまず許可されません。また、芸能活動のために所定出席日数が足らなくなる、その可能性が高い場合にも許可されません。
なおこれは国泰寺高校に限らず、どこの高校でも基本、同じです。「やるならきちんと」です。
追加です。
基本、芸能活動をする場合には、学校の許可が必要です。これはその活動において「所属学校名」を「公表」することになることがほとんどのためです。
実際、過去、地元ラジオ局の番組にレギュラー出演していた国泰寺高校の生徒は学校の許可を得て出演していましたが、このとき、学校名使用の許可も併せてとっていました。
進学校は芸能活動は普通は禁止すると思いますが。
昔は確かに問答無用でそうでしたが今は違います。これは近年の判決とその確定によります。即ち、高校生の運転免許取得禁止、違反した者に対する公立高校の処分は「憲法違反であり不当」との判決が下され、確定したことからです。以降、公立高校では個人の芸能活動など、いろいろOKになっています。進学校云々は関係ありません。教育委員会以下、公立高校の教職員は全員、公務員であり、憲法遵守の義務があることからです(99条)。ただし運転免許については、広島県の公立高校では交通事故防止、即ち教育委員会以下、全体への奉仕者として公安に寄与し、公共の福祉に反する可能性を排除する目的から(13条、15条2等)「申し合わせ」により現在も「原則として禁止」としています。「公共の福祉に反する可能性すらもない」個人の活動の制限や禁止を公、公務員がすることはできません。(15条2、29条、31条等)ただし教職員が一般人である、即ち憲法遵守の義務のない(99条)、私立進学校の場合には、芸能活動全面禁止、それによる処分もありとしているところもまだ多いと思います。
上の方、また質問者様。
同級生で漫画を描いていたのがいて、その出版と広告、販売で学校に許可を求め、OKとされたことを覚えています。ただしお金が絡むことのため、保護者の同意書が必要だったかと。また千代田のある神楽団所属の子、学校を年に数回休んで公演活動をしていましたが、これも学校に許可を求めてOK。けれどもやはり保護者の同意書を出していました。同意書の内容は、万一のときには保護者が全責任を負いますというもので、他には特になかったかと。
私立の進学校でも今は禁止というところは一部の厳格な宗教系の高校などを除いて聞かないです。公立が禁止と言わなくなっているのに私立が禁止では話になりませんから。公演活動などの成果を大学入試、推薦などに積極的に取り入れることなど、私立にしかできないことがあります。公立は芸能活動の成果が大学入試について有利になることはほとんどないと聞きますが、私立ではたいていのところで私大入試に有利になります。
ちなみに全日制では、単純な金銭目的のアルバイトは原則として禁止です。ただし奨学金の給付を受けているなどの場合、すなわち家庭の経済状況などにより、本人も働かないと就学が困難な場合には許可されます。
そう言えば、早稲田大学はスポーツ選手や芸能人の出身大学または中退でよく聞きますよね。
タモリ、広末涼子、吉永小百合、羽生結弦、荒川静香、中野友加里、、、とか。
要領よくやれば幼少期から英才教育を受けられなかったひとでも学部学科によっては、どうにか合格出来るかもしれませんね。
芸能、芸術、スポーツ系は何と言っても本番経験の数がモノを言いますから、ハイレベルの芸能、芸術、スポーツ系の学部学科を目指すのであれば、高校の授業やクラブ活動ごときのことではとても足りません。私立大学は技能に優れていれば何とかなるというところもありますが、国公立は芸能、芸術、スポーツ系でも、センター試験をクリアした上に人並外れた技能ですから、どこも超難関です。東京藝術大学なんてもう、かなりの進学校に通い、さらに個人レッスン、本番活動などを積み重ねてようやく。学科だけの東大以上、本当に日本一の難関大学と言われます。その昔、片っ端から進学校が校外での芸能活動を禁止していた頃は、志望者はこれらの大学、学部合格に必要な技能レベルを得るため、バレたら確実に停学になるのを覚悟でこっそり校外で活動していたものです。馬鹿じゃないのか?の話ですが、本当についこの前までそうだったんですよ。
広島から東京藝術大学と言えば、故、平山郁夫さんが有名ですが、あの人は旧制修道中学ですし、今、明治学院大学教授の山下裕二さんは東大卒業、東大大学院修了、美術史ですが、高校は「広島市内」とのこと、しかしどこの高校かはおっしゃらないですね…いずれにしてもこの世界は「勉強もできないと」、一流にはなれないってことです。