通信添削ですね。いいんですよ。自分の気分次第でまとめてやって。気分の乗らないときに「やらなきゃ!」でやっても頭に入りません。通信添削が便利なのはそれができるところです。
コツコツ勉強する癖をつけるというのは、逆に、自分の気分次第でまとめてやる=ため過ぎないもできるようにするということなんです。
通信添削利用のコツは、模範解答の活用です。送られてきた模範解答を観て問題を解く。これでかまいません。
ポイントは、何でその模範解答になっているのかを、教科書、参考書もろもろで、自分で細かく調べて納得することです。決して「ふーん、こうやるんだ」で「覚え込む」をしてはいけません。
出題を「正面から正直に観て悩む」のではなく、裏から横から斜めから「ひねくれて観て、糸口をみつけて糸を引いてみる」の練習をすることです。
難関国公立の出題は、「基礎」という糸を「何本もからめてある」というもので、いくつか出ている糸の端のどれを引っ張れば良いかがわからないと、余計に固くからまって解けなくなる仕組みにされています。ほどいてみたら「何だい。結局全部、基礎じゃないか。」となるのが難関国公立の出題ですから、基礎を固め、からまった糸ほどきの名人になること、実際、受験勉強はそれだけのことです。1年もあれば十分ですし、それ以上やれと言われても、何せ単調な勉強、正直、飽きてしまいます。
私も通信添削でしたが、本気になったのは3年生のはじめからでした。医学部以外、阪大理学部くらいまでならそれで大体、間に合います。「やらなきゃ!!」で焦ると余計に間に合わなくなりますから、今からそろそろ本気でくらいが一番かと。ただし、「まだ間に合う」とは決して思わないことが大切ですね。
最終的には「運」でもあります。私、いわゆる滑り止めの私立は全て落ちていて、
偏差値で一番高い国立のそこだけ(当時は1校しか受けられなかった)、倍率は高いは2次は難しかったわで「こりゃ浪人確定じゃ!」と、親に予備校に行かせてくれと懇願していたら、発表を見に行ってくれた大阪の親戚から「合格してる!」と電話が来て、入学手続きの書類を受け取るために、新幹線に飛び乗ったんです…
がんばって下さいね。
>最終的には「運」でもあります。
しっかり志望校を定めて頑張ってください。
大学の入試問題は、その大学が欲しい人を選ぶためのものだから、難しい大学になればなるほど、傾向はっきりです。
滑り止めは全て落ちて、一番難しい第一志望合格というのはよくある話です。勉強の質を第一に、ここに行くの信念で、最後は
過去問題を基礎からしっかり理解して解き、十分に準備して受験するから、当日の出題を運よくこなすことができる。滑り止めのほうは準備不足になっているから、運悪くこなすことができずにで落ちます。運も実力のうちといわれますが、このことです。