卒業生です
卒業した今だからあえて言わせて頂きますが、この高校の教師はバカではないかと思う面がいくつかありました。いくつか例を挙げます
①大学教授でさえも、「この本は英文学を専攻した人や大人になってから教養として取り組むもの。普通の高校生がやるなんて論外。」と言われている英標を未だに使わせている。全国の名だたる進学校でもこの本を使用しているのはごくわずかである。(それも京大合格者をかなり輩出している超進学校)
②課題が変。確かに普段の課題の量は他校に比べたらかなり少ないが、長期休暇の宿題の量はかなりえげつない。が、これも他の高校とさほど量自体は変わらないようだが、他の高校との圧倒的な違いはその中身である。古文の作品の一説を読みそれをノートに写して訳を…という伝統的な宿題があるが、果たしてこの宿題をまともにやった生徒が何人いるだろうか。さらに
数学の宿題のレベルの高さ。一体この高校の生徒のレベルを分かっているのだろうか。ちなみに私のクラスでは夏休みの宿題を提出したのは10名。冬休みの宿題は6名という有り様だった。
③実力テストの存在意義
最もおかしいのはこれである。阪大~京大、早慶レベルの
過去問をそのまんま出題し、多くの生徒を苦しめてきた実力テスト。平均が2~3割、ひどいときには1、5割という、全く実力をはかることのできないテストである。高高生全体のモチベを大きく下げている。
などです。とにかく肝心なことは放任して、無駄なことに力を入れているのがこの学校の教師なのです。長年高高に居座っている教師が一斉に転勤すれば、この状況は変わるかもしれません。
数学の宿題のレベルが高いのはいいのですが、解説がないというのは時間の無駄ですね。東大とかの合格体験記を読んでいても、
数学の問題はいくら難しくてもパターンの組み合わせ。パターンを覚えることが重要だと言われています。5分考えて分からなければ答えを見たほうがいいという人もいます。
分からない問題でつまずいて、仮に1〜2時間考えて分かればまだいいほうですが、ネットで検索しながら解説を見つけるなどは時間の無駄です。
数学は読み物だと考えたほうがいいという人も多いです。
この辺りも、京大以外は変わってきている感じがします。本当にひらめきで解かせる大学は京大だけなのではないでしょうか。
英標も同じですが、academicからpracticalに入試が移行しているのです。京大を否定するわけではありませんし、本当にすごい人はそういう人かもしれませんが、とりあえずは入試ですからね。
5年程前に卒業した者です。
英標に関しては実テ・校内
模試の範囲になっていたと思いますが、自分はまったくやっていませんでした。
ただ、うちの学年は現役・浪人合わせて25人くらい京大に入った学年だったのですが、京大に行った友人は、英標を徹底的にやって
英語の力がかなり伸びたといっていたので、まったく意味がないってわけじゃないと思います。
そもそも私のようにやらなかったからといって怒られるわけでもないので、そういう意味では高高の放任主義に助けられてました。
古典の長期休みの宿題に関しては、個人的にはあれほど力がつくものはないと思います。
文法分解と口語訳という基礎基本の部分を徹底的にやる。
少なくとも私の頃はクラスの半分くらいはちゃんと提出していたと記憶していますが、最近は皆まともにやらないんでしょうか…。
数学の宿題に関しては、私は分からない問題はチャートで似たような問題探して、それを参考にしながら解いていました。
質問者さんが言うように
数学には解法のパターンがあるので、このやり方で大抵は解けます。ネットで模範解答見ても結局身につかないので、ある程度自分で考えて、実際に自分で手を動かして解答作らないといけないかなと思います。あと、個人的には「5分考えて分からなければ答えを見る」というのはもう少し学習が進んだ段階の話で、それより前の段階では、考えて分からなければ参考書で似たパターンの問題を探すというのが必要じゃないかと思います。
実テ・校内
模試に関しては、ここ数年簡単になってきたと聞いているのですが、それでもやはり難しいのでしょうね。
私も在学中は「なんでこんなに滅茶苦茶難しいのを出すんだ」って思っていました。
たぶん、先生の意図としては「お前らはまだまだなんだ」「このレベルが解けるようになれ」「くらいついてこい」「這い上がってこい」って感じなんでしょうが、突き落とすだけ突き落として、なんのフォローもしてくれない、なんて不親切な学校だろうと思っていました。
ただ今考えると、中学校までがあまりに手取り足取り丁寧にやってくれてただけじゃないかなと感じます。大学進学したら、あるいは社会に出たら、待っているだけで何でもかんでも与えられるわけではなくて、自分で動かないといけません。
当時、担任に「点数は足で稼げ」「自分で考えても調べても分からないところは質問に行け」「高高の先生を利用できるだけ利用しろ」って言われたことを覚えています。
おそらく、生徒の性質も少しずつ変化しているので、もっと積極的に先生の側から生徒に働きかけたりする部分を増やさないといけないと思いますが、何でもかんでも先生の側から与えられて、生徒はそれを受け身で受け取るだけというのは高高にはそぐわないんじゃないかなって気がします。
長文・乱文失礼しました。
個人的には、英標+考えさせる
数学というアカデミック路線を崩さない京大の方が素晴らしいと思うし、おそらくそのうち、アカデミック路線への回帰が起こると思ってます。その方が将来的にも役に立つと思うけど、まずは入試合格を効率的に考えることが第一だという前提で話をしています。
また、北島の平井コーチのようなやり方か、カネヤンのように
走り込みの根性論か。一般的には後者ですよね。
校内
模試の難易度にはには頷きかねますが百人一首も英標も意味があると思います。
私は理系で、古典が苦手で
国語の全国
偏差値が50台で低迷していたので流石にやばいと思い、与えられた課題の百人一首を全て真面目に品詞分解し自分で訳してみました。(暗記に重点は置きませんでしたが)文法集暗記だけでは定着しにくい助詞や修辞法などが自然と身につき、時代の背景知識も知ることが出来たので
英語で言うところの構文150のような使い方が出来ると思いました。(例えば歌で見覚えのある単語がよく出てくるなど)その後の
模試では安定して
偏差値70以上をキープ出来ています。真面目に取り組めば役に立ちますし入試前に焦って
国語をやる必要が無いので個人的には良い課題だと思いました。また英標が好きで読んでいたので効果を実感しています。ただ意味の無い課題とは思いませんが、確かに主様のおっしゃる通り大学合格への最短経路なのかと言われたら絶対に違うとは思いますね(笑)