入試では多少なりとも診断より点数は上がると思うのですが、総合学科とは言え、せめて160点は必要かと思います。
150点以下となるといくら合格を手にしたとしても、三木高の授業自体に着いていけないかと思います。
質問者さんの場合は内申が高いので、せめて150〜155点ほど点数が上がるようにしっかり基礎を固めましょう。
それと傾斜配点は、合格の有無に関しては結果的に基本点をベースとしているものでしたから、通常の合格ラインに達している者にはあまり関係のないものでした。
あくまでも内申は高いものの成績が芳しくない受験生への救済処置が傾斜配点システムでしたので、三木高のように中心部から離れており、交通費がかかることからも生徒数が他校より集まらない高校では傾斜配点を用いることで生徒数を確保してきたのですが、それも不要となるほどに近年では認知度が上がりだし、尚且つ文理だけでなく総合学科における成績の伸び率も年々上がってきていることからも傾斜配点は不要の運びとなりました。
文理の最低合格点数は、診断160内申160、計320
総合学科最低合格点数は、診断150内申160、計310
これを下回るようであれば、後は当日点数と
面接、中学校からの申し送りからの総合的な判断となるでしょう。
過去問の難易度より低くなることはないと思いますが、診断よりは難易度は多少低くなると思います。
後は時間配分でしょうか。
例えば
数学ですと2番の(3)や証明問題は捨てましょう。
数学は最初の問題以外全て2点配点なので、難解問題に時間をかけるよりも基礎的な問題で点数を失わないことが重要です。
また
国語の作文は配点が高く、満点でなくともせめて5点はほしいところです。
作文は日々練習が必要ですが、起承転結を体験含めて上手く構成できれば点数に繋がります。
作文ですから、もし自分だったらの空想話しでも構いません。
入試本番まで後少し。
これからできることは、これまでの診断で間違えた部分を解るまで解き直すこと。
過去問を実際の入試と同じ時間構成で時間配分を身に付けること。
また
過去問は3〜4年分を解き、その平均点を割り出してみること。
作文はせめて3日に一度はテーマを決めて練習しましょう。
基本的な問題で点数を失わなければ、いまよりプラス5〜10点ぐらいは本番点数も上がります。
追い込みは焦らず、じっくりと時間をかけて一点でもプラスとなるよう惜しみ無い努力を重ねてください。
それから
面接ですが、緊張しても良いので、しっかりとこの高校に入った後のビジョンを持って挑んでくださいね。
三木高校は明確な志しを持ち、その志しに怯まず挑もうとする生徒を望んでいます。
そうした高校の意向に嘘偽りなく挑めば、きっとその熱意は伝わりますから。
面接は言葉に詰まっても良いので、しっかりと
面接官である先生方の目を見て思いを伝えましょう。
先生方は
面接の出来映えを見ているのではありません。
この高校に入りたいという意志が本気であるのか、それとも成績に見合えばどの高校でもよかったといった表向きなものなのかを見極められる場所、それが
面接場なのです。
何を目的として三木高校を志望したのか、将来の目標に向かってどんな高校生活を送ろうと思っているのか、そうした動機を見極められる
面接ですから、その意志はしっかり相手の目を見て伝えましょう。
入試当日も
面接も、リラックスした状態でしっかり挑みましょう。
緊張しているのは皆同じ、周りが出来るように見えるのも皆同じです。
こういった場でこそ、落ち着いて日頃の成果を出せる者が結果を残せるのです。
緊張した時は大きく深呼吸を3回。
当日は、「ここまで頑張ってきたのだから絶対に合格してみせる」と腹を決めて、大きな気持ちで挑んでください。
本番まで身体に気を付けて。
質問者様の合格を、陰ながら応援しています。