就職のことをいろいろと書かれていますが、就職に関しては、人生の中継点である高校がどうこうというよりも大学でどれだけ頑張るかのほうがはるかに重要です。(もっと言うならその先)一流大学に行っても遊んでばかりで、ろくに就職出来ない学生もいれば、中堅大学でも学生時代に猛勉強し難関国家資格を取り、一流企業に入る者もいます。
私の知っている人は、文科系大学を卒業し、一度就職したものの、大学(理系)に入り直し、院まで行き、今は一部上場の薬品会社の研究員をして高給取りです。ちなみに、その年は2名しかない枠を勝ち取っています。もちろん、かなりの努力をしていました。したがって、どこの高校とかではなく、その先でいかに頑張るかです。(今でもある大学派閥のある企業や、経歴重視の企業は別ですが)
あと、研究職は「博士」を取っていないと100%無理ではありませんが、難しいというのは事実です。一部上場やその他大企業ではほぼ採用されないでしょう。
また、高校の
偏差値ですが、いま西高は11位などとなっていますが、成績上位(20番以内くらい)の者は、もし今西や松東に行っていても成績は上位です(多少は順位を落とすでしょうが)。誰かが言っていますが、学校全体の成績として、その
偏差値の順位になっているだけのことです。県内の学校
偏差値だけで、その学校の良し悪しを語る人がいますが、それは誤りで、新西、今西、松東、松南、八幡浜あたりで成績上位(5番前後。学校によれば10番以内)なら、東大とか言わなければ、国立だと阪大クラスはどの学校でも十分行けます。国立の医学部でもぜんぜん狙えます。東大、京大でも、毎年ではないにしろ、それなりに合格者を出しています(西高は以前なら毎年数名出ていましたが…でも、西高に限らず他校も同じ現状ですがね。中学校の上位者が地元の公立に行かず、私立に進学することが多くなったので、そのようになったのです)。
ですから、それらの学校で上位の成績を取ることが出来るのなら、例えば西高でも高専でも、どちらでも将来の選択肢はたくさんあります。
ただ、何度も言いますが、高校はあくまでも人生の中継点。大学もそうです。入学することが目的になってしまっている人が多いのが現状です。(特に日本は)
どこに進学しようが、はっきりとした目的を持って、他に惑わされず勉強に励んでください。
でなければ、就職すると決めていて、遊んでいる者もいたり、普通の高校よりも高校生活の誘惑が多い高専からの(有名大学などへの)編入は思うほど簡単ではないですよ。
四国中央市出身の新居浜西OB です。
補足ですが、企業・公的機関含め研究職につくのは、大学院(修士)修了がマストになっています。
当方は、旧帝大ではありませんが、旧帝大と同レベルの
偏差値の都内国立理工系大学院を出て、電機メーカー研究職につきました。
旧帝大クラスでも、学部卒だと、なぜだか営業や工場の生産技術に行く可能性が高いです。
偏差値は、高専が西高より上なのは事実。高専のトップ層は西高トップ層超えてる奴は掃いて捨てるほどいるよ。