伊予農では生徒の成績や身だしなみ、課外活動など様々な取り組みを点数で評価して、ランキングがつくられます。といっても、これはあくまで進路活動のときの参考になるだけなので、日常生活においては何も影響がありません。生徒には非公開ですが。
生徒は1年生頃から定期的に進路希望調査が行われます。就職だと当然人気の企業に希望が集中しますので、学校からの推薦にはランキング上位者が優先されるのです。そこで選ばれなかった人は第2希望やその他を受けることになります。学校的にもやっぱり受かる人に受けてほしいでしょうし。でもまあ基本的に、ランキング上位者は進学する人が多いので就職志望者は順位に固執する必要はないですね。
進学は、基本的に推薦ですね。伊予農に限りませんが、専門学校はほぼ受かります。指定校推薦には私立大学が多いですが、人数や一定の成績基準があります。ただ、条件が評定3.5とかだと、普通科高校よりは伊予農の方が良い評定を取りやすいので推薦は貰えやすいですが入ってからが少ししんどいですね。
あとは、一般公募推薦です。ある程度の成績があったら推薦してくれます。愛大も松山大学も。人数制限はないです。でも、「受験できる」と「合格できる」は全然違うのでやっぱり勉強は重要です。日々のテストすら頑張れない人が受験の時だけ頑張るなんてできないでしょうし。賞とか資格は確かにあった方がいいですが、あくまでも
面接で話す材料になるものですから、上手く利用できるかは本人次第です。まず、勉強を頑張れば良いと思います。
ただ、勉強ができないからと言って見捨てるような先生はいません。熱心に受験指導をしてくれました。何事も真面目に取り組む姿勢は、先生も見てくれます。受験は自分の努力次第ですが、とても良い学校でしたよ。