2015年度の福高の
偏差値は67で東筑 城南理数と同じです。しかし68の明善理数には抜かれています。心配していたようにやはり下がりました。
上のやり取り見ていると、福高は下がってる的コメント(2〜4つ上の方等)が全く信用できないことだけは自明。
また、どの
模試の
偏差値かによって数字は結構変わるんだけどな。最終的にはその年の受験生同士での比較になるから、実際に受けた
模試の
偏差値や判定等をみての判断が必要と思うよ。
> どの
模試の
偏差値かによって数字は結構変わる
その通りだね。
模試によってどのレベル帯の分解能に優れているか違いがある。
平均レベルの分解能に優れている場合、問題が簡単すぎてある程度以上の上位校志望者間では差が開かないことがある。
例えば東大生と一般人の学力差を調べる際に小学校低学年向けのテストを使ったりしないだろう。
逆に駿台全国
模試などのハイレベル
模試ならば上位校志望者でも学力差を十分評価できるが、中堅以下のレベルで差が開かなくなる。
英進館あたりの塾内テストの
偏差値なんかみると学区二番手でも50前後だったりするから、この
模試はトップ校志望者でなければ受ける必要ないかな、と思ったりする。
本当は出所の知れない
偏差値を見てあーだこーだ言うのではなくて、どの
模試かいつ実施した時期か。規模はどれぐらいか。
(特に理数科だとデータの基になった人数が極端に少ないことが多い)
そのあたりまで見ないと有意差があるかただの誤差かわからないから意味のある分析にならないことが多いのだよね。
ひどいのだと学校ごとに違う
模試の
偏差値出して比較するとか。
東大
偏差値57(実は駿台東大実戦)
九大
偏差値65(実は進研
模試)
とかね。(例え話なので。九大ごめん)さすがに論外だとすぐわかるでしょうが。
とはいえ、東筑や明善、城南にしても各校学区有数の有力校だからそこまで大層な差はないと思うけども。
学校の先生方は
偏差値に関してそこまで把握はしていないよ。基本は自校のことしかわからない。(熱心な先生は情報交換などしているかもしれないが)
偏差値は公的なものではなく民間のものだし、合格基準
偏差値の設定方法は各社で異なっている。
福高の先生方にしたって志望動向の詳細は関知していない。当日の受験生の答案をしっかり採点して上位から合格させるのみ。採点し終わった時に、その年の受験生の学力はどうだったかというのが初めてわかる。
偏差値なんて1~2ポイント変動するなんて普通だし、そもそも
偏差値の使命は自分の
偏差値や他校の
偏差値などと比較しながら合格可能性の分析や志望校の絞りこみに利用すること。それ以上のものではない。
だから、特定の高校の特定の
模試の
偏差値だけ見て上がった下がったと右往左往したって無意味なんじゃないかな。