いつの頃と比較しての話なのかでどこを軸にお話するか変わってきますが、九大に150人程度合格してた頃との比較であればそもそも生徒数が440人→400人になってますので、純粋に割合で引くと今までと同等の学力レベルを維持しているのであれば合格者135人程度が妥当かと思います。
ただ、その頃と違って今は九大の人気が低下し阪大との差が徐々に開いてきているため、これまでなら東大京大に届かなければ全員九大を受けていたレベルの九大上位合格層が受験先として阪大を選ぶようになり、昔は阪大合格者が2桁になる事は稀でしたが近年は2桁合格が通常となりつつあります。その他にも、医学部人気の高まりにより、九大の非医学部より難関である国公立医学部希望者が増えている事も影響しています。
上記は全て内部的な理由ですが、外部的な理由も探すのであれば、主要受験層が福高と大きく被っている私立高校の特進コースや特待生の躍進も考えられると思います。特に福高から九大に150人合格してた時代から考えると、九産大九州や東福岡から九大が2桁合格など考えられないほどの快挙ですから、昔であれば福高に来てたはずの優秀な生徒が
学費無料・塾費用も学校負担の特待生として私立に行くようになった結果、相対的に福高から九大に合格できる生徒が30から40人程度減ったという考え方もできます。
150人から上記の要因(全生徒数・他難関
大学受験・医学部受験・他私立特待の充実)を差し引くと、概ね95人程度となりますがいかがでしょうか。他にも様々な要因がありますが、福高に影響が大きそうな部分のみ記載してます。
OBとしては寂しい気持ちもわかりますが、今の中高生に幅広い選択肢が用意されている事についてはとても喜ばしい事でもありますので、それぞれ好きな道を選び好きな道で輝くことができればそれで良いのかなとも思います。