東福岡の伸ばす力を評価しています。進学教室SKYの公式ブログを転写します。
父母面談を実施するこの時期,
ホームページなどを見て高校別の大学合格実績をまとめるようにしています。
私は高校の大学合格実績をみるとき,
1九大(現役)の合格者数
2国公立大学の合格者数
3西南・福大の合格者数
の3点をおもに見ています。
もちろん高校入試の段階の
偏差値と生徒数なども含めて比較をします。
今回は福岡県内の高校の九大の現役合格者数をまとてみました。
1. 修猷館 88(133)
2. 筑紫丘 87(135)
3. 福高 81(128)
4. 東筑 62(80)
5. 明善 51(75)
6. 小倉 42(66)
7. 西南 30(42)
8. 大濠 21(34)
9. 久留米付設 20(35)
10. 東福岡 20(22)
11. 宗像 18(20)
12. 城南 17(38)
13. 筑陽 15(19)
14. 伝習館 15(17)
15. 筑女 12(19)
16. 八幡 12(16)
17. 明治 11(22)
18. 春日 10(14)
19. 香住丘 10(11)
20. 筑紫 9(12)
※( )は過年度生を含んだ数
※同数の場合は過年度数の数で比較
※青は公立,赤は私立
※4/30付データを参考
◆公立はやはり福岡地区の御三家と東筑,小倉,明善など北九州と久留米のトップ校が上位になります。
福岡地区2番手の春日や香住が以前と比べると減っていますね。
20位ですが筑紫高校は前年1名→9名に大きく数を伸ばしています。
◆私立では付設は九大より東大の合格者のほうが多いので別格ですが,
福岡地区の
上位校は卒業生が多い割に九大の合格者数は意外と苦戦していますね。
ただ次にくる東福岡や筑陽は高校入試の段階を考えるとしっかりと伸ばしているのがわかります。
今回は九大の現役合格についてまとめましたが,
九大や国公立の数だけでなく
トップ校は別として2番手以降の高校では,
3の西南・福大の合格者数は重要です。
3の数は,その高校が上位の生徒だけでなく生徒全体のレベルアップを目指していることの結果だと思います。
スカイ 井上
我が家も兄弟揃って東福岡受験を、中学校から勧められました。ただし、コースはご自由に…という感じでした。私も結果的に、
偏差値のみで高校を、特に併願校を選ぶ際の良策とせずに良かったと思っています。
他校と比較する前に、まずお子さんの個性を親御さんが把握されることだと思います。○○高校の○○コースに行くだけでお子さんの未来まで確約されるものではありません。
男子は中学生までは未知数です。女子のようにコツコツ勉強もしません。母親は女性です。異性の脳は分かりません。それを踏まえるなら、お子さんに決めさせるぐらいのスタンスが望ましいと思います。
まともと思われるベースは各人が持っている価値観先入観にかなり左右されます。それを前提にするなら、お子さんに自由に選ばせるのが、大学合格のみならず人生そのものが豊かになる方策かもしれません。
塾の情報に頼ろうが頼るまいが、それがマトモだったかマトモではないかはそんなに重要なことではないと思います。
一度親子で決断したことならば、徹底的に親は子を尊重し、学校と連絡を密にし、どんな些細な変化にも親が子に共感性をもって対応することではないでしょうか。