早稲田合格者が出たときも塾関係では騒がれたんですが、何年かに一度難関大学に合格者が出るようですね。その関係もあって、2010年代後半からは、確実に上位になれるように、高校入学時にはもっと合格圏内の
偏差値が上の高校からこの高校に入ってくる生徒もいると聞いています。
また、そういういい生徒だけではなく、入学時の
偏差値からは考えられない程の福大、西南の合格者数ということもよく言われることで、低
偏差値の生徒が伸びている、ということもあるようです。福大、西南に関しては受験対策のノウハウもあるようです。
おそらくですが、生徒の学力の平均レベルが低いことから、在学中の定期テスト等もレベルは低く(また採点基準も低い)そのおかげで勉強についていけていない感はあまりなく、大学受験時には
偏差値50程度までいっている生徒が結構な割合でいるのではないかと思われます。ぬるま湯的な体質がいい感じに働いているのではないでしょうか。
ただ、国立難関校や難関私学の受験に対するノウハウは高校にはあまりないと思われますので、今年九大に合格するという生徒は学校の指導というより自学あるいは塾において効率よく勉強したのでしょう。高校の指導がよかったというよりも。九大に合格するというのがどの程度確かかは知りませんけど。
ただ、その生徒の勉強の仕方を参考にして、他の仲がいい生徒もつられて国立系に合格するという現象も増えるかもしれません。
受験校としては、その程度だと思いますが、トップの生徒はこの学校の平均学力からは考えられない生徒も出てくることがある、ということではないでしょうか。そもそも受験は個人戦ですので。