修猷卒の
数学教師が身内におりました。定年後は私立高校に勤務し、現在引退してます。絶対修猷に行きたいと宣言して遠方から自転車通学してました。修猷の教壇にも立ちましたから、後輩に
数学を教えた経験は人生において何にもかえがたい喜びでしょう。
まわりからすすめられて高校を選ぶのもいいと思いますし、自分で高校を選ぶのもいいと思います。
しかし、教師という職業をなぜ選ぶのかという動機も教師生活を長く続ける意思がおありなら、どのような教師になりたいのかも重要なのではないでしょうか。昔も今では時代背景は大きく変わりましたし、高校教師という職業も今以上に対人関係にストレスを抱えるものとなるかもしれません。おすすめの職業といえるかどうかも分かりませんが、母校の教壇に立つというのは感慨深いと思います。
また、修猷に受かる成績でも修猷は嫌だと、家に近い公立高校を選んだ身内はこれまた公立高校
数学教師になりました。上の方が書いておられますが、高校はまわりの意見より自分で決めた方がいいですよ。
こんな例もあるということで長くなりました。失礼しました。
ドストエフスキーや映画の話を織り混ぜて
数学の講義をされる先生がいらっしゃいました。
その先生は修猷の先輩でフェリーニの映画「道」を放課後に中洲の映画館でご覧になって
「オレは
数学教師になろう」と確信されたそうです。