課外については学校によって大きく違います。九大一般狙いが最上位層で国公立大に進めば御の字である2番手校、3番手校では大きな効果がある。
しかしながら、県内公立トップの学力レベルや意識からいって修猷生には課外は必要とは言えない。現に今の課外は前N館長が修猷教頭時代に始めたものでほんの10年ほど前まで修猷には課外はありませんでした。
九州ナンバ−1の公立の熊本高校は課外をしてません。現在宮崎ナンバ−1に復活した伝統校、宮崎大宮は課外を削減してぐんと成績が伸びてます。
生徒の学力が県内一ともなれば量を追う勉強より質。尻を叩いて勉強させないと力がつかない生徒の質とは違います。得意、不得意にかかわらず、同一で大量の学習量を強いるのは不効率すぎです。ベネッセ雑誌にある宮崎大宮の事例は考えさせられます。
http://benesse.jp/berd/center/open/kou/view21/2013/02/pdf/03shido_01.pdfなお、久留米附設も課外を全くしてません。
でもね、これでも修猷の課外授業数は少ないのですよ。福岡県では1年生から午後課外をやり、たくさんの課題を課している高校ありますから。
修猷生の学力アップにほんとに効果あるのは、60分授業とか東大、医学部向けなどの講座制の導入、ベテラン教師の在勤年数の長期化(昔より転勤サイクルがかなり短くなってます)だと思います。
自己責任を重んじる自由な校風であれば、勉強しないやつはほったらかしでいいのでは。その為に自分の目的に応じた勉強ができずに、必要がない課外授業に時間を取られる生徒に悪い影響が出る。