学費は特に理系は下宿代払っても国立が安いことも多いですよ。あと留学希望の場合、私立は休学中も施設費や在籍費など数十万円納めなければいけませんが国立は無料です。
優秀な子ほど大学四年だけの話でもなくなってきますからきちんと情報の精査が必要になってきますね。
情報の精査は確かに必要ですね。留学に伴う休学中の
学費負担、確かに国立は無料ですが、公立や私立は学校によってまちまちです。私立のほうが奨学金や提携先が充実している場合もあるので、総合的にみると国立が安いとは一概には言えません。幅広い検討が大切だと思います。
海外の大学は
学費が高騰していたり、ビザ取得が難しくなってきているので、個人の資格で留学するより、大学の交換留学制度などを利用したほうが負担が軽いことが多いです。留学を考えているのであれば、日本の志望大学の提携先や国際交流の内容(派遣実績とか実施体制、必要な経費や奨学金制度など)にも目を配るべきだと思います。
医学系、工学系を別にすれば、私は国公立にそれほどこだわることはないように思います。事務の方々の対応とか就職支援、校舎をはじめとする設備のきれいさなどは、今や私立のほうが充実している印象があります。大学院進学については、国公立・私立に関係なく旧帝大以外では他大学へ進むことが多いので、大学院への進学率に加えて進学先の内訳(特に内部進学率)もチェック項目だと思います。
子供が県立と私立の高校に通っていて、私立高校だと(入れるかどうかは別として)関東や関西の旧帝大や有名私大の名前も良く出てくるのに、県立では先生方の頭の中が九大を頂点とする九州周辺(+α)の国公立一本やりで、生徒さんは皆優秀なのに、もったいないなと感じています。(もちろんそうでない先生や生徒さんもおられますが)
経済的な問題は、何とかなる、訳ではないんですよね。知り合いの長男さんが有名私立大学に見事合格し、何とかなると送り出されましたが、
私立理系の
学費は貯蓄から出した上で生活費仕送り10万円で不足分はバイトの予定が、
理系の忙しさでバイトもままならず、すれば留年、奨学金満額借りてようやく卒業かと思っていたら、見あう企業に入るには院卒が必須条件で更に2年。一応就職はされましたが、地元の国立に進んだ友人と同じ職環境だったと。
大学生活振り返ると忙しいだけで終わって自分の世界を広げる余裕も無かったのだそうです。
なのに息子には莫大な奨学金がのしかかっている、と、次男さんは家から通える国立に行かせていらっしゃいます。
まあ、経済力がある御家庭には全く関係ないお話です。
経済面は理系なら下宿代払っても絶対国立がお勧めですよ。
我が家は上の子供が自宅からの私立大学理系と下の子が地方国立大学理系いきましたが、国立は
学費は約半分、休学時の
費用は勿論、在学中の保険も無料でした。上の子の場合初めてでしたので私立でも自宅だからあんまり関係ないかと思ってましたが、下の子が国立に進むと思った以上に安くて驚きの連続でした。
理系は実験などでの事故やインターン時の保証も付いた保険に入る必要がありますが、私立大学だと四年で10万前後、医薬なら更に高い。
国立は学校負担で無料、、、他にも私立大学なら自己負担のもので国立は不要のものがちょこちょことあります。
こういった積み重ねを積算すると社会に出る時点で莫大な違いになります。
国立大学も昔と違い、個別で経営努力されてますので、交換留学制度が充実していたり、設置地域の独自の奨学金付与されたりの恩恵もあったりして手厚い大学も多いです。
私立大学は手厚い分出費が多くて、国立大学は代わりに倍率高くて合格難しいという感じですね。
理系の場合とても忙しくアルバイトも限界がありますので、ランニングコストはよくよくお調べになる事をお勧めします。
親子ともどうぞ良い春を迎えられます様に。