官僚にも国家総合職試験に受かったキャリア組と国家一般職試験に受かったノンキャリア組とがあります。
キャリア組はまさに東大閥そのものであり、その他の大学は少数派になってしまいます。
ノンキャリア組はそこまでではなく、阪大でも早大でもなれると思います。
ですので、キャリア官僚なら基本的に東大経由で、ノンキャリなら基本的に地方の国公立大学経由でも可能です。
阪大早大からのキャリア官僚は極めて稀な人材になります。
キャリア官僚における東大の圧倒的優位のことは十分分かっていますが、実力的に東大には行けないんです・・・
あえて阪大と早大で選ぶとしたら、どちらがいいと思いますか?
京大は無理なの?阪大早大に行くなら、九大でもいいはず。
京大は可能性0ではありませんが、結構厳しいです。九大は後期で簡単に落とせそうですが、九大よりは阪大や早大の方がいいですよね?
質問者さんは文系か理系かどちらですか?文系なら一橋、理系なら東工大はどうですか?
文系ですが、一橋も厳しいと思います…
わがままですが、基本的に阪大か早大かでしか選べないです。
中央省庁は日本で最も優秀な人材が集まるところ。それならやはり国立に行くべきです。阪大でいいと思います。
それは私立よりも国立の方が優秀だからっていうことですか?
旧七帝大としての格は中央省庁に入るのに有利に働くはず、将来的にも
確かに阪大の旧帝国大学としてのブランドは凄いと思うのですが、不安要素としてやはり最初に書いた官僚採用数があります。母集団が大きくてかつ実力もそこそこある分、早稲田の方が官僚の数としては多いですよね?そこで学閥的には阪大よりも早大の方が強いのではないかと思っています(東大には遠く及ばないとしても)。数の多い方を取るのか、国立でかつ旧帝大というブランドを取るのかで非常に悩んでいます。
阪大法学部を選ぶことにしました。ありがとうございました。
もし官僚にこだわらなかった場合、阪大法と早大法ってどちらがイメージ的に凄そうですか?
イメージ的には 東大(法)>京大(法)>一橋大(法)>慶應義塾(法)>早稲田(法)>阪大(法)
官界は日本の国がその根本にあります。
したがってやはり国立の旧帝大が強い遺伝子が残っている部分があります。
阪大や早大も社会一般的には十分認められる高学歴になりますが、霞ヶ関のキャリア官僚としてはやはりマイノリティの部類に入ります。
あそこのキャリア組の頭脳レベルは桁違いです。
例えば厚労省には医系技官といった医師免許を持つキャリア組がいますが、中には東大理三や京大医学科を出たような、頭脳レベルを野球に例えるならプロ野球にドラフト1位で指名されるような人になります。
ちなみに熊高の同級生で首席だった人は東大理科一類に進み、国交省のキャリア技官となりました。
彼は教科書を一度読めば全て頭に入るまさしく「THE天才」。当然塾や予備校、自宅学習もほぼ必要なく、センター試験前も高校サッカーを余裕でテレビ観戦していましたし、間違いなく理三も行けたはずです。
霞ヶ関はこんなに凄い世界なんです。
質問者さんも今は最善を尽くしていただき思います。