女性というのは、「子育てをしながら別の何かを同時に行う」という環境下で進化して来たわけですよね。
男性というのは、「狩り」をするという環境下で進化してきたわけですが、「狩り」というのは「獲物を仕留める」ということ以外のことを考えてしまうと、失敗する可能性が高くなりますよね。
上記から、男性の脳はシングルタスクが得意、女性の脳はマルチタスクが得意と言われています。
ですから、何かに没頭するということに関しては、脳がシングルタスク的である男性の方が得意だと言われています。
大学受験は、高校受験に比べて学習しなければならない量が数倍になります。(中学で習う
英単語は1000語強、センター試験は約4000語レベル、東大が約6000語レベルと言われていますから、
英単語だけでも数倍になります。)
中学時代までは、マルチタスク的であっても(勉強している時にふと別のことを考えてしまうような勉強方法でも)上位を保てるけれど、高校になると勉強量が増える結果、シングルタスク的勉強方法でないと上位に行くのは難しいということではないかと思います。
一般に女子の方が脳ふくめて成長が早いので小中学校では女子の方が優秀な成績を取る傾向にあります。その後男子が成長期を迎えると一気に伸びてくるので逆転現象が起こっているように見えますが、実際のところはイーブンです。
ただし女性は周囲との和を大切にするような脳の作りになっていますから協調しようとして所謂「オタク型」は男子よりも少なくなります。そういったところが男女比にでるのでしょう。
ミズーリ大学とグラスゴー大学の研究者らが、15歳の生徒の読解力・
数学知識・科学知識・問題解決を能力調査するOECDの国際学習到達度調査(PISA)のデータから、女子の学業成績はテストが実施された70%の国々において男子をリードしていると報告しています。
https://allabout.co.jp/gm/gc/451807/これより規模の小さな調査より信憑性はあると思いますが、お国柄など色々な要素が加わるのでどうなのでしょうね