熊本高校の生徒の学力は、確かに高い。
それは認めるが、以下は、私の経験上の話。
まず高校時代の担任が熊本高校の出身で青山学院卒だった。生徒たちは「あれっ?熊本高校で青山学院‥‥。」ってみんな思っていて、本人に聞いたら、「はっきり言って負け組、だから同窓会には行きません。」などと述べていました。まあ、さもありなんでしょう。次は、熊本高校卒なのに、大学受験に失敗し、パチプロを目指していたが、無理だと気付き、某国家公務員(旧3種レベル、本当はこの職業で、この施設にいると教えたいが、特定されるため具体的な記載は避ける)を受けて、平のまま、定年退職した人もいる。その人いわく、「俺の学力は中3が最高峰だったのよ。」と。そうゆう人、久留米大学附設高校にもいましたよ。久留米大学附設から九州産業大学ですよ。失礼ですが、通常ならば考えられない進学先です。更には、済々黌高校から亜細亜大学もいましたが、このレベルの進学先なら、実は結構いるのです。
一般の方がみているのは、東大、京大、東北大などの旧帝国大学、早稲田大学、慶応レベルの等の進学先だけ。確かに
医学部とかでていますからね。その部分だけしか見えないから、「あー、やっぱ頭いいんだ」となりますが、実は、そうでない人たちのほうが多いということです。大雑把に言うと、下の三分の一は、そんな感じですよ。熊本高校や済々黌高校というと、どうしても上の方の進学先にだけスポットが当たりますが、実は、そうでもない人もたくさんいることを覚えておいて下さい。逆に言うと、
偏差値40台の高校からでも、旧帝国大学に入る人もいます。つまり、どこに進学したか、ではなく、そこで何をしたか、なのです。
なるほど、確かにどこに進学したか、ではなく、そこで何をしたか、ですね。企業でも同じことが言えますね。大企業に採用されても、全く使えない奴いますね。それよりは、町工場でロケットの部品作って、充実していたほうがいいですね。みんな、自分をよくみせたいのでしょうが、そこが人間臭さなのでしょうか?そんなのいりませんけどね。
熊本県は、他府県と比較して、高校名にこだわる人が圧倒的に多いですからね。ネームバリューがほしいのか、周囲から褒めてほしいのか知りませんけど。
戦前戦後の頃、熊本県は、各市に、一つは高校がありました。それらの高校の学力は、ほとんど差がありませんでした。しかし、高度経済成長期を経て、生活様式も変わり、人々の考えも変わったのか、熊本県は、なぜか熊本高校及び済々黌高校の二強時代に突入します。各市町村から優秀な人が、熊本高校や済々黌高校に集まる⇒良いとされる大学に進学し、実績を作る⇒後輩たちが俺も俺もとなる。これで、今の二強ができたのです。これが真実なのです。政治も地方分権と唱えて久しいですが、高校及び大学においては、まだまだ中央集権ですね。いつになったら、地方分権が始まるのか?否、始まらないだろう。
なぜなら、そうゆうふうに、つくりあげているから。もし変わるとするならば、例えば、熊本高校を人吉市や水俣市にもってくるとか、済々黌高校を天草市や荒尾市に持ってくれば、生徒の進出先も絶対に変わり始めますよ。そんなもんです。それでも来たい人は、本物ですけどね。地方自治体と共同し、高校も地方に生徒を割り振らないと、様々な弊害がててくるのは、既にご承知のとおり。それでも対応をしないのは、みんな俺には関係ないもんねー、としか思っていないから。
余談ですが、第一高校も一時期女子校化でしたね。
しかし、規定ではずっと共学なんですよ。元々は男子もいた。そのうち、なぜか、女子しかとらなくなった。不思議ですねぇ。一体何があったんでしょうか?大雑把に言って、昭和30年代頃生まれの方が、第一高校に進学した時は、男子が数名いたとのことです。歴史を紐解いてみると、様々な事実がわかりますよ。
「わはは、これが真実」さんの、熊本高校⇒大学受験失敗⇒パチプロ⇒国家公務員(旧3種レベル)とかいう話は本当です。私も国家公務員で全国転勤ですが、高校名や大学名だけ聞けば、なぜ、あなたほどの人間がこんな職業に?って思う人が、結構います。まあ、ここしか合格しなかったから、ここにきました、と言われるんですけど(笑)もっと話したいことはあるんてすけど、趣旨がそれるし、キリがないのでこのくらいにします。