数学で苦しむ生徒が少なくないのは事実ですね。熊高では県外の中高一貫校に負けない演習量を確保するため、3年の夏ごろに数3Cが終わるようなカリキュラムを組んでいます。そのため、1年次から早めのペースで授業が行われ、2年の終盤には数3が始まります。はっきりとした文理分けが行われるのが3年生からなので、文系に進む生徒とすれば必要のない授業を受けるということになりますね。
そういう意味で言えば、最初から文系、あるいはそれほど高いレベルの大学を目指さないと決めているのなら、もう少しゆっくりとしたペースで授業をしてくれる高校を選ぶのも一つの選択肢ではあると思います。
ただ、説明の時間が少ない代わりに演習の時間が多いのが熊高の特徴です。そのため、同じ範囲を何周もやり直すことも少なくありません。たとえ最初の授業のときに理解できなくても、後から演習で戻ってきたら理解できたという経験は私も何度かしました。
先生方も質問すれば分かるまで何度も説明してくださりますし、同級生と教えあえるのも熊高の良さです。苦手を自覚して、それを克服しようと努力できるのであれば、熊高はおすすめですよ。
今頃だけど、高校入試で
数学33点しかとれなかったほど
数学大嫌いな俺でも熊高入って1年生で予習するうちに
数学好きになって高3になると東大
模試で
数学1位とれるくらいになったから受かるなら熊高に入った方がいい気がする
文系でいいからランクを落とすとか、やらない方がいいと思います。結局そういう学校は
数学以外の教科も授業内容のレベルも落ちるし、自分にとって物足りないと感じると思います。確かに学年一位になれたり、モチベーションは上がる時もありますが、果たしてこの学校のレベルでよかったのかと焦りがでてきますし、環境は大事というのは、私も経験上よくわかります。
今のところ、
数学は頑張って30点。逆に
英語は満点近くとれ、最低でも40以上。
国語も得意ですが採点が厳しいということで37……と計算していくと現時点では計180点がやっとです。ですが、どうしても行きたい様子。年内に200越えが出来るよう努力し、熊高をチャレンジするそうです。受験を乗り越えてこられた貴重なご意見の数々、ありがとうございました。子どもの根性に期待したいと思います。