大学入試センター試験始まる
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5003046891.html?t=1484384789743一連の熊本地震の被災地では、厳しい環境のなか試験に臨む学生もいます。
熊本市の真和高校は、地震の影響で校舎の壁が崩れ、鉄筋がむき出しになりました。
解体を余儀なくされている箇所もあります。
教室が足りず、今も校舎脇のプレハブ小屋で授業が行われています。
国立大学の教育学部を目指している
小林将也さん(18)は、再び、地震が起きてプレハブが倒壊するのではないか、不安だといいます。
また、3週間の休校で授業のペースが遅れたため入試までにばん回できるか、危機感を募らせていました。
小林さんは友人と励まし合うことで、前向きに取り組むことができたといいます。
小林さんは「また地震が起きるんじゃないかという不安はずっとあります。このままだったら、試験に落ちてしまうと思いました。大学に入ることで、少しでもお世話になった人に恩返しができればいいです」と話しています。
(NHKニュース 01月14日 14時31分)