大分工業高校Facebook管理人の堤です。熱い思いを拝読させていただきました。お子さんの頑張り、お母さんの思い・・・十分に伝わってきました。まだ余裕の持てる点数が取れないのでアドバイスを・・・というご質問への答えとなるかどうか分かりませんが、私の高校担任としての経験をお伝えします。
本校に入学しても、3年後には就職(進学)試験を迎えます。高校は、高校受験では受け入れる立場ですが、就職試験では送り出す立場になります。お子さんの不安も、お母さんの心配も理解できます。就職試験に向けて、私が子供達に語っている言葉は「就職試験の準備に絶対はない。『この程度準備しておけば良いだろう』と思った人から順番に落ちます。最後の最後まで、突き抜けた努力をしなさい。それができた人が合格できます。合格した後、『あんなに頑張らなくても良かった』と言える程の努力をしなさい。」そんな話をしています。
現在のお子さんの点数が十分余裕のある点数に届いていないということですが、逆に「余裕のある点数に到達している」と思うことが、大きな落とし穴につながります。「まだまだ」と思えるから努力も出来ます。
「もうダメだ」と思って、努力を放棄した瞬間に、結果は決まります。不合格です。逆に、どんな厳しい状況におかれても、諦めずに、「突き抜けた努力」を続ければ自ずと結果が付いてくるでしょう。
私のクラスに自分の努力を「自分なりに頑張りました」と表現する生徒がいますが、そんな事を言う生徒はダメです。その程度の言葉を言っている時点で自分に甘えています。自分なりに頑張ったけどダメだった・・・だから、先生、許して〜。という雰囲気を出してきます。「自分なりに頑張るのではなく、絶対的な頑張りが求められます」
また、これも私のクラスでやってきたことですが、合格まで努力が必要な生徒の気持ちを維持させる具体的方策として、「自力で会社の正門まで行ってこい!」と指示を出すことがあります。ポイントは「自力」にあります。親の車で行ってはダメです。自転車をこいだり、遠方であれば、バスや電車を乗り継いで、苦労して自力で行くことに意味があります。苦労しなければ意味がありません。極端な話をすれば「google earth」で眺めて何か気持ちに変化が起きるかと考えれば・・・自力の苦労の意味をお分かりいただけると思います。
お子さんには、ギリギリから逆転して、「合格」を勝ち取って、晴れて入学式を迎えられる日が来るよう心よりお祈り致します。頑張ってください。
end
お母様の御心配は良く判ります。又、家業を継ぐ為に大工を目指す御子息の前向きな考え方には恐縮しますし、卒業生として大変頼もしく思います。高校入学にしても就職試験に関しても最後まで緊張感を維持し、ギリギリ迄努力する事が大切だと思います。そして無事合格したらその緊張感を継続する事をお伝え下さい。余談では有りますが私は卒業して30年以上経ちますが、当時使用していた専門教科の教科書はまだ大切に保存しております。何故か処分出来ないのです。是非御子息もその位大工を愛して欲しいと思います。話がちょっと擦れましたが、とにかく最後まで諦めない様お伝え下さい。
大工Facebook管理人の堤です。
昨日、志願者数の発表がありました。倍率はかなり高くなっております。それだけ志の高い、粘り強く頑張れる人しか合格できません。
最後まで、突き抜けた努力をするしかありません。
大工に入学して、大工Facebookで活躍が紹介される日が来ることを期待しています。
最後まで頑張ってください。
大工Facebook↓
https://www.facebook.com/ooitakougyou
土木科、志願者多い様ですね。お母さん、息子さんを最後まで応援してあげて下さい。そして信じてあげて下さい。大丈夫です!その位覚悟の出来ている息子さんなら合格しますよ!この誌上で晴れて合格された事を拝見するのを心からお待ちしておりますし、陰ながら息子さんが合格される事を祈っております。