大工Facebook管理人の堤です。
１．就職について
1 ＩＴ系企業、ＩＴ系以外の企業、実際にはどちらの方に多く就職していますか？
会社の業態でいえば、圧倒的に非ＩＴ系です。割合でいえば９割以上は非ＩＴ系です。
理由としては
ＩＴ系は実は、製造業などに比べて人数規模が小さい会社が多く、会社は即戦力の人材を必要としています。
会社の人員規模が小さいということは求人数自体が製造業に比べて少なくなります。
また、即戦力を求めているということから、高校への求人は少くなります。
2 将来、関西方面でＬＡＮ、ネットワークの運用・管理・セキュリティ、サーバーの構築・管理の仕事に就きたいと思っています。
関西方面でのそのような仕事に就いている人はほぼゼロです。そもそも、関西方面からの求人が少ないです。
関東方面なら、いくつかそれに近い求人があります。求人はありますが、求められるレベルが高いので、受験する人にはそれなりの実力と、高倍率で合格が難しい（不合格になる可能性が高い）という覚悟が必要です。それと、当然ですが、受験を突破するだけの実力が必要です。
実力とは、
・本当に興味があって好きですか？
・好きなら、実際に何をしていますか？
・何が出来ますか？
・プログラミング能力を証明するためにアプリの開発などの経験がありますか？
などなど、「気持ち」ではなく、実際の行動と本当の実力が求められます。
毎年必ず勘違いしている生徒がいます。
「ＩＴ系の就職に興味はあるけど、何も出来ない。何もしていない」という生徒です。
私はいつも、そういう生徒達に同じ質問をします。
「プロ野球の選手に興味があるけど、バットをふったことがないとか、プロのミュージシャンを目指しているけど、楽器を使ったこともなければ、歌を歌っているわけでもない。
でも、僕は、そんな職業に憧れています」
って言っている人がいたとしたらどう思う？
みんな、そんな人は夢が叶わないと答えます。
その通りです。でも、なぜか、自分のことになると客観的に見られなくなるんですね。
何もしていない、何も出来ないのに、「将来はＩＴ系の会社に勤めたい」とか「ゲームクリエイターになりたい」とか・・・小学生ならそれで良いでしょうが、高校生は目の前に就職が迫っています。
私は、この種類の生徒には、あなたは、夢を語っているのではなく、幻覚を見ていると伝えています。本当にやりたいのなら、まずは、幻覚から目覚めて、「夢」を見ることです。「夢」を見るとは、その実現に向けて、努力を始めることです。語っているだけなら「幻聴・幻覚・幻・譫言（うわごと）」に過ぎません。
２．進学について
国公立大学、私立大学、どちらに多く進学してますか？
圧倒的に私立大学です。
国公立大学に合格するには、勉強が出来るのは当たり前で、＋α の強みが必要になります。毎年国公立大学にチャレンジする人はいますが、全員が通るほど現実は甘くはありません。
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