私がこの文章をまとめるのは貴方が2年生になられる前だと思いますが学生生活にも慣れられこれからが正念場だと思いますので一筆執らせていただきました。甲南高校の卒業生で現役で国立医学部に進学し現在福岡県で街医者をしております。
甲南高校の受験システムは一言で言えば九州間内の国立大学については先生方が受験対策を研究し尽くしています。ですからまず日々の宿題を(予習では完全でなくても)復習の段階で完全に理解し記憶に努める努力を怠らなければ医学部に合格するのも十分可能です。仮に今の貴方の成績が振るわなくても、これからのがんばり次第で逆転挽回は出来ます。自分もそうでしたから、、、。(笑)自分は定期試験で全科目9割以上取ることを常にめざしていました。人との競争よりもまず現在勉強している内容の理解記憶を完全にしておくことが大事だと思いましたので、、。定期試験が確実に9割越すようになると次第に校内実力試験も高得点を取るようになり対外
模試でも上位ランキングをつけられるようになります。家庭での学習時間は平均5−6時間、日曜日は8時間はかけていました。朝方夜型にはこだわりませんでした。授業で疲れ果て、眠たい日は夕食後すぐに寝て夜中2時ごろ目を覚まします。十分寝てから勉強すると夜でも効率よく学べるからです。眠たくない夜は夕食後すぐに勉学にとりかかり予習復習を終えてから就寝するようにします。普段の就寝時間は1時か2時ごろでした。試験前は総復習と記憶定着にものすごく時間をかけますので徹夜しますがそれでも朝3時から4時くらいには就寝し
4時間は眠るようにしていました。貫徹するとあたまが働かなくてかえって点数が落ちるからです。普段の睡眠時間が少なめになるので土日は寝貯めをし朝十時ごろまで寝ていました。
わたしの時代は国公立大学合格数日本一で九大合格数が百名前後、国立医学部が20名ほどでしたが友人たちも自分と似たような勉学に励んでいました。いまも現役合格数は多いようですから、あの当時のスパルタ式はあまり変わっていないようですね。受験は血みどろの自分との戦いです。大変だとは思いますが鉄は熱いうちに打てということわざもあります。
残りの2年に懸命に努力され目標達成されることをこころよりお祈りいたします。