甲南高等学校 - 鹿児島県 公立

- 甲南魂せっ記 -
むかし、
甲南高校にもっとたくさんの”コダマ”がいたころ、
「甲南魂」のボールが校長室の廊下にあって、
願い事をすると、たまにはかなえられたそうな。
『合格させろ！』など露骨なものは避けて、
『おちついて、いつもの力がだせますように！』など謙虚なものが好みとか、．．．

さあ、受験生諸君、いつもの実力をだしきって
４月には、「甲南ジャンプ」だ！

今、天文館で知ったばっかりだけど、

天文館「菓々子横丁」の２階ギャラリーで、
甲南・美術部、書道部の展覧会をやってますね。
３月３日（日）まで。（もちろん無料）
土・日、あちらに行かれるかたはぜひ。

（うちの子はズボラで、親にプリントを見せないものだから、ちいっとも知らなかった。）

「甲南ラグビーに入りたい！」という人いませんか？その２：
新入生諸君、そして未来の新入生諸君、おめでとう。
これからの高校生活には、いくつかの選択肢がある。
・勉強に専念したい。
・勉強多め、軽めの部活
・勉強中位、重めの部活
甲南高校では、「勉強少なく、部活に専念」は許されない。３年生は６月から受験体制に入る。例えば、秋の花園予選は１，２年生で戦うことになる。
うちの子は『重めの部活』、なかでも試合の度にケガをして帰ってくる”損な”「ラグビー部」を選んだ。華奢で塾通いをしてきた連中だ。強いわけじゃない。筋肉マンにもなれないし、勉強もやっとかっとでついていく状態だ。では、なぜ「ラグビー部」か？人気がないので部員が少ない。ケガ人が多いので簡単に試合に出られる。すると１試合で何十回も「恐怖を克服」していく。
大型の重戦車が全力で走ってくるのに、こちらも全力でぶち当たらなけりゃならないのだから、怖いよな。フル回転の棍棒のような足に飛び込まなきゃならないのだから、怖いよな。痛いさ。ケガもするさ。．．．だから、ひ弱だったどの子を見ても、１年で『男らしくなってる』ぞ。恐怖で腰がひける半年をすぎると、ゲーム自体が楽しいらしい。そりゃそうだろ、ボールを持ってる相手には、首より下なら何をやってもいいのだから。喧嘩と同じ。だから、「仲間を信じて」パスを繋ぐ。ラグビーは１５人が等分の責任を果たすゲームだ。1人弱けりゃ、そこを破られる。「命を惜しむな、名を惜しめ」それぞれ胸のなかで叫ぶのさ。

勉強は必死でついていくだけでいい。体力も試合実績も大してつかなくていい。ただ、人生を自分できりひらいていく『勇気』を身につけて卒業してくれれば私はいい。
何故、ラグビーボールが「魂」として飾られているのかが、子の成長をみて最近やっとわかった。あれは「花園記念」なんかじゃないんだよ。

ラグビーは、「広くお勧めしたい」というスポーツじゃない。入るにも、入ってからも「勇気」がいる。ただ、一人の親の実感として、「よかった！」という気持ちを勧誘の言葉にしたい。

体験入学の、部活動紹介のとき、ラグビー部がとても面白そうに感じました。
ラグビー部にはいりたいです。
僕は、ちょっと太っていて、体格も良いとおもって
いますが、怪我は怖いです。
今、まよっています。