その通り。二番校には二番校の生き方があるということだ。それでいいと思うぜ。
県の模範とリーダーシップを示すべきは、いまでも全国が注目している公立一番校の鶴丸だろう。ラサールに並んで県で一番頭の良い生徒を集めてるんだから、現在の凋落ぶりは何とかせんといかんわな。
だがコロナの時代、物事の価値観はこれから大きく変わると俺も考える。下野指揮者がその象徴だが、鹿児島大学卒業でも、実力があれば世界に名だたる音楽コンクールで最優秀賞を取れる時代にもなった。鹿大や国際大でも、世界最高峰のロシアの芸術家が教えるような時代だからな。実際俺の友人にも鹿大卒のバイオリニストがいるが、東京の名だたる芸術家に劣らぬほど良い音をしてるぜ。俺の好きなイブリーギトリス先生の力強い音にも似ている。
鶴丸の掲示板で、卒業生のどなたかが書いておられたが東大一直線という時代は、すでに終焉を迎えていると思う。令和とコロナの新時代に鶴丸が、どのような範を示せるのか全国が注目しているはずだ。国立現役合格数を甲南と同じ数以上に回復できたときに鶴丸の真の底力が海龍のごとく次の時代を示すことになるんだろうよ。
国公立大現役合格にもピンからキリまである。
甲南高校の難関大進学実績では、残念ながら合格者数も少なく現役合格者も他県の高校に比べて少なすぎる。現役合格で多いのは、鹿大中心の駅弁大学の数が殆どであり量.質ともイマイチである。まあ!鹿児島県内で生活するのであればそこそこですかね?
相変わらずの板ですな、
鶴丸、甲南を目指そうというような意識の高い若い皆さんは、しっかりと自分の未来を見つめることが大事です。
老い先短い老人からの短い助言です。
受験には二の矢使えぬ貧しさよ
桜が散れば春はもう来ぬ
自分のこの短歌に対して、鶴丸卒の有名な小児科大家の先生がこのような御返歌を下さいました。
受験には後はないぞと言い聞かせ
孫には甘くて三浪許す
小児科医会長のお孫さんともなれば、推薦入学を使ってでも、現役医学部に行かせることが出来たでしょうのに、今の厳しい医学部受験の時代に敢えて三浪させてでも、自力で乗り越えさせる厳しい道を選ばせたことに、さすが会長、鹿児島の郷中教育の精神の生きていることにご尊敬いたしました。
本日、鹿児島県のコロナ新規患者はわずか三名。
郷里の医学水準の高さを誇りに思います。
甲南は医学部進学者は少ないんだよな…
医学部進学者が少なくて悪かったな。俺も、一応現役鹿児島大学医学部卒業だけどな。大昔のお話だが、甲南のトップクラスの勉強量は、鶴丸高校のどなたかが、鶴丸の掲示板で述べられている通り、80時間残業過労死レベルをはるかに超える時間の勉強量だった。今の時代でもあのくらい勉強せんと、国立医学部は受からんそうだ。
しかも有名進学予備校とのダブルが必然というのだから
俺たちの頃より凄まじいわ。
過労死レベルの勉学に耐えられるか否か、しかも今はコロナと言う大敵をそばに控えての緊張感もある。
俺たちはいい時代に生まれ育ったことを神様に感謝するぜ。志ある今の鶴甲の若者たちにもなんとかしてやりたいと思うんだがな。
全国から見たらラサール、よくて鶴丸までしか知らない。あとはどこでも高校は違えど鹿大ゴールで同じ。公立2番手にそこまでの期待はない
昔よりラサールが入りやすいから中学で県内の優秀な男子が抜ける分、昔より比べ物にならないくらい鶴丸は入りやすくなったからその下は言うまでもない。大学進学実績が落ちたのがそれを物語っているだろう。
すべては県内1番手のラサールの凋落、というか各地に有名な中高一貫があるから鹿児島まで来ない。
あとは公立高の入試が簡単だから努力型の凡人でも鶴丸甲南に入れてしまう。独自問題を出して高校入学時点で本当に地頭のいい人を学区制ももっと広げて選抜するべき。
上記ご意見は良識的な正論だが、超努力型の凡人以下の現役鹿大医学部卒の俺からも一言意見を述べさせて頂きたい。かつて九州大学現役百名突破した時代の卒業だが、俺の時代も教師たちは、理系トップクラスの学生でさえ国立医学部を受験させることを躊躇していた。ラサールや鶴丸の上位陣の学生相手では、甲南ではトップクラスと言えども地頭や底力で、たとえセンター試験で高得点を取ろうとも二次試験で敗退するというのが定説だったからだ。だいたい甲南生は、鹿大、良くても九大ゴールを目標にする大人しい生徒さんが多いから、教師のアドバイスに従い無理しない生徒さんが多かったと記憶している。ひねくれ者の俺は、九大と国立医学部のレベルはどこが違うのか?という気持ちがあった。地頭なんて親の教育レベルと経済環境が生み出した後天的なものだ。三年間甲南でがむしゃらに頑張った俺が、ラサールや鶴丸とまともに戦えぬはずはないと、担任教師に議論を吹きかけたら担任が折れてくれたぜ。一か八かの賭けは俺の勝ちだった。医学部に学んで解ったのは、大量にラサールや鶴丸から送られてくる生徒さんのなかにこそ医学部を中退する人間がわんさといるという真実だったよ。長年の勉学疲れなんだろうな。医師になり三十数年が過ぎた今では自分の生き方、考え方が間違っていなかったと確信している。鶴甲の掲示板で、どなたかのお医者さんらが言われた通り、今の伝統的な教育を早めに終えて、最後の一年を各難関に特化したシステム構築を急がせた方がいいのだと思うぜ。