まず東大に合格するということを定義してみましょう。
そうすると、東大入試で合格最低点をとる、ということに他ならないのですが、東大入試で合格点をとる、ということは、東大の求める学力をつけており東大入試が解ける、ということになります。
では、東大入試が解ける、ということはどういうことか。例えば
英語だと
・大量の英文を素早く読んで論理展開や大意を把握できる
・平易でも正確な英文で状況や自分の考えを説明できる
・大学入学後の授業でも問題ないレベルで
英語を聞き取れる
数学ならば
・微積分や確率などの頻出問題を、標準的な解放を組み合わせて解ける
といったことが言えるのではないかと思います。
このレベルになるためにやるべきことはたった一つで、自分の現状のレベルに合っていてかつ東大入試に適う問題集をレベルを上げつつ繰り返し解いていく、ということになります。
ただし、鶴丸の学生(鹿児島の高校全般に言えると思いますが)は、これに加えて学校から課される課題(教師の妨害含む)をうまくさばく、という難題があります。これに関しては下記リンクが非常に参考になるかと思います。ほかのコンテンツも非常にためになりますので是非読んでみてください。なお私はここの関係者ではございません。
https://www.study-room.net/2019/08/14/post-5405/https://www.study-room.net/2019/05/08/post-5029/https://www.study-room.net/2017/11/14/post-446/https://www.study-room.net/2017/11/11/post-524/すべての課題を無視して自分で考えて勉強するのは心理的負担が大きすぎて不可能でしょうし、かといって学校の課題をすべて律義にこなしていても東大の求める学力を身に着けるのはかなり難しいでしょう。
そうなると、自分で考えて課題を取捨選択し、自分の目標達成にそぐわない課題は極限まで合理化するしかありません。
例えば長文読解やリープラですが、私の高校生の頃と同じ構成(日本語で説明させる、和訳させる、など)でできていると仮定するならば、東大みたいに和訳をほとんど求めない入試を解く力をつけるにはあまりに非効率であると考えられます。一方で、できるだけ大量の英文を読んでおくという意味では役に立つので、対処方法としては「読むだけ読んでおくが解くことには重点をおかない」というのが一つ考えられます。私の場合は、完璧な解答を書かずあてられても答えられる程度のメモ書きで解答を書いていました。先入観なく考えると、別にパソコンで解答を書くと早くしあがるのではないですかね(実際に可能かどうかは在学していないとわかりませんが)。
あるいは
数学で予習を強要されたり自分のレベルにとても見合わない入試問題を課題で出されたりした場合は、とりあえず考えるだけ考えてわからない理由をメモしておけば、教師とわからないことを議論する下地くらいはできるのではないかと思います。
国語の発展学習ですが、2000年前後にはなかったのでよくわかりませんが、書き写すのをコピーで代用するのはダメなのですか?私の時も予習で書き写すように言われてましたが、費用対効果が悪すぎるためコピーにしました。教師には何も言われませんでしたが。
いずれにせよ、これらの対策は私の経験に基づくものであり現在の在校生の皆さんの状況にはそぐわないかもしれません。それでも、自分の置かれた状況を把握し、よく考えて学校の課題を取捨選択して勉強計画を作成し、実行して出た結果を検討して再度計画を作成する、というサイクルを繰り返す必要があるのではないかと思います。