高校にこだわる人が多いのは、単純に田舎で頭の古い人間が多いからです。
1.公立トップ校という位置づけですね。最近の進学実績はトップ校とは言い難い。現役合格率が上がるように、学校も指導方法を変えるべきでしょう。今年は新設校の楠隼に、東大現役合格数で負けました。
2.鶴丸・甲南・中央については
偏差値輪切りでしょうが、最近は甲南の方が人気があります。正直、新大学入試にはスーパーグローバル指定校の甲南や中高一貫校の方が有利です。
本当に優秀な人は高校へのこだわりは少ないものです。鶴丸卒以外にとりえのない人ほど、いくつになっても学校名に固執します。辛口かもしれませんが、五十台になり実感していることです。
受験ナビでは時々偉そうにしゃべらせていただいている生意気女医です。上3名の先生方の述べられているうち、、、第2ランキング(?)の甲南高校の卒業でして、鶴丸には半世紀近くもの間、ライバル意識と闘志を燃やして(?)独身で頑張ってまいりました。現在福岡市のとある病院の街医者を務めていますが、、、
高校を現役で卒業国立医学部に進学し、医師になってからも毎年自分の目標を決めて自分なりに努力してまいりましたが、、、いろんな意見はおありでしょうけれど、田舎の診療所でお仕事していても都会の大病院で研究しているときも、やはり自分が甲南を卒業した学生であることと鶴丸に(良き意味で)ライバル意識を持つことは脳裏から離れることはなく、それはそれで自分自身を勇気づけていたと思いますね。鹿児島県人が西郷大久保を誇り高く意識しているのと同じようなものだと思うのです。
高卒後、長崎県と福岡県に合わせて30年以上住んでいるのですが、長崎の人々もグラバー園やオランダおいねさんやさだまさしさんに大いなる尊敬と誇りがありますし、、、福岡市は著明な学者や芸能人があまた生まれていますので
また久留米付設や修ゆう館高校にも、鹿児島市以上のエリート意識がありまして、高校に対するこだわりは、、、どこの県もさほど違いはないなと郷土愛のひとつなのかしら、、、と最近は思うようになりましたね。
先の先生方が述べられているようにエンジェルも高校の
偏差値などというのは人間の価値を決めるものではなく、進路を決めるための羅針盤のひとつに過ぎないと考えております。どの高校を卒業したかではなくその生徒さんが高校で何を学び習得し、それを大学や社会でどのように生かしていくかで決まるのだと思いますね。
とはいうものの、学生の本分が勉学である以上やはり進学校と呼ばれる学び舎への入学を許された以上は、そこで与えられた課題を着実にこなし自分が目標とする大学に(現役での)合格を目ざすのは一番大事なことだと思います。中高一貫の学び舎から難関をめざすのもよいことですが、六年教育の連中に、、、3年で追いつき追い越す努力を続けるのもまた楽しく意味のあることだと自分は考えております。
実業系、運動系の高校大学で鍛えられた経営者たちの仕事ぶりにもすさまじいまでの努力が見られ病院の経営においては、しばしば医師たちに高飛車になることもあります。経営に協力しつつも患者さんらのために医療として譲れない一線を守るのも医師の仕事ですが、こんなときに自分の心を奮い立たせてくれるのも高校から積み重ねてきた学問であり、勉学としてさまざまな関門を乗り越えたことへの自信です。
実はエンジェルも10月20日で五十路を迎えます。ここは鶴丸高校のカテゴリーですので、鶴丸の生徒さんがたへの応援のメッセージとして受け止めてくだされば幸いです。