現役で東大に入った卒業生です。この度は合格おめでとうございます。
私が卒業したのは随分昔なので新入生テストや赤点と部活についてはコメントできませんが、春休みにやっておいたほうがいいと思うことを書いてみます。
どこの学校を受けたいか、効率のいい勉強方法は何なのか、これくらいは調べておいたほうがいいと思います。
ご存知かもしれませんが、鶴丸では世間で言われているのとは逆に課題や補習や
模試がたくさん課されます。しかし、残念ながらそれをこなしても合格できる学力がつくとは限りません。教師達は学校の課題だけをこなせばとこにでも受かる、とか、鶴丸は全国屈指の進学校だ、とかことあるごとに行ってくるでしょう。ですが、その結果は現役の東大合格者数が4人というラ・サールはおろか他県の有名公立進学校と比較しても大幅に劣る結果なのです。全国レベルで見れば今の鶴丸はどこの県にもある普通の進学校です。なので、こういうことを教師から言われても、話半分に聞いておいて学校を当てにしすぎず謙虚に学習を進めるべきと考えます。
ということで、部活をしつつ希望する大学に入るためには、できるだけ早いうちから計画を練り、学校のための勉強ではなく志望校に受かるための勉強を効果的にやっていく必要があります。ここで早めに志望校を決めてどういう問題が出るか(教科数、試験科目など)調べておけば余計な勉強をしなくて済みますし教師から妨害に近い課題や補習を課されてもうまくさばくためのモチベーションになるのでは、あるいは学校の授業でうまく利用できるところを見出す指標になるのではと思います。勉強法も調べておくと、効率の良い課題のこなし方もわかるかもしれません。ググればいろいろみつかるはずです(「東大 現役合格 勉強法」とか)。
勿論現在鹿児島で最も締め付けが厳しいとされている鶴丸でこのような勉強を進めて行くのは難しいかもしれません。だからこそ早いうちから学校のためでなく自分のために勉強して、試行錯誤しながらなんとか方法論を見出してほしいと願っています。
また、集まってくる友人たちはなんだかんだ言って優秀だと思います。いい友人に恵まれる可能性が高いのが鶴丸のいいところですので、それを最大限に利用して協力しあいながら学校生活を送ってください。
がんばってくださいね!
やりたいことが特にないなら知名度で大学を選ぶのもありだと思いますが、やりたいことがあるならそれを軸に大学を選んでくださいね。夢があるのは素晴らしいことだと思います。
ちなみに、私の場合は東大にある有名ピアノサークルにどうしても入部したいというのが志望動機でした。