今の鶴丸高校は宿題や課題が多いらしい。昔々の、俺たちの甲南時代も同じだった。宿題が多すぎると、それらをこなすのに、あまりにも時間がかかり、消化不良を起こすと自分は鶴丸の勉強についていけないんだという恐怖感を持ち、勉学する勇気を完全に失う危険がある。昔々の甲南高校にもいたが、すっかり勉学意欲を失い、一日中ただ座っているだけの生徒が多数生まれてしまう。言いたくない嫌な言葉だが、いわゆる落ちこぼれというやつ、鶴丸は下位二百人が、鹿児島大学にも合格できない学力にまで落ちてしまうので、そのことを、その他二百人問題と揶揄されている。
これは俺の持論なんだが、鶴丸であれ甲南であれ、勉学で落ちこぼれにならないこと、すなわち教科書と授業で与えられる宿題課題を、消化不良にならず完全に理解記憶しさえすれば将来医学部を含む難関合格の基礎作りは十分だと考えている。現役生にとって塾や予備校は、理数科目や
英語の落ちこぼれにならないための、つまり解けない課題をあらかじめ教えて下さる補講教育の場所でありさえすれば良い。実は神戸市や福岡市のような都会には、現役生のための、このようなシステムがかなり発達しており、個人レッスンや
家庭教師を含む放課後教育システムは、経済的に安定したご家庭であれば自学補強としては十分だと考えている。国立医学部に進んだ俺の息子もこのシステムを利用していたようだ。残念ながらこの点において鹿児島市が、どの程度学生さんに配慮されているのかは疑問だ。鶴丸で与えられる課題と予備校で教えられる内容が、あまりにも異なり過ぎると確実に消化不良になる。
ラサールを同時合格できるほどの貴殿は、地頭はかなりのものだと考えるので、必ずしも予備校は必要でなさそうだ。むしろ自学で、御自分でお調べになり気に入った通信教育などを併用した方が飛躍につながると思う。ちなみに自分らは宿題を予習としてとらえ自分で解けない問題は授業に専念し、復習で完全にマスター記憶するようにしていた。中学までの課題と異なり、高校の理数科目などは、解放体系がかなり複雑なので、理解だけでは不十分、理解した解放は何度も口ずさみ紙に書いて完全に覚えるまで繰り返す必要がある。先取りの予習は大事だが、覚えた内容をそらんじることができるまで復習することがより大事だと俺は考えている。乱筆駄文申し訳ないが、御参考になればと書かせて頂いた。御免。
横入りすいません。先取りの段階では塾は基本必要ないと思ってます。なぜなら先取りの段階では難しいことをやる必要は無く、教科書レベルのことをハイスピードで周回を重ねることが何より大事です。一つ一つを完璧にする必要もありません。ちょっと読み込んで分からなければとりあえず先へ行き、一周してまた戻ってくる。一度全体を通した方が理解しやすいことがよくありますし、それこそ授業で傾聴するポイントになると思います。
先取り、予習に関しては学研がよい参考書を出していて、例えば『やさしい高校◯◯』とか『中学◯◯をおさらいしながらすすめる高校◯◯』(◯◯には科目名が入ります)などがあります。前者は一見分厚いですが、文字が大きかったりイラストや図が多めなので読み通すにもさほど労苦は伴わないと思います。
公文をやってる場合はそのまま高3内容まで超スピードで終わらせてしまえばいいです。東大生でも公文やっていた人は意外といます。
あと、元東進生の話を聞いたところ、東進はマニュアルが甘く、校舎あるいは講師によって差が大きいらしいです。東進ブックスは私も好きでよくお世話になっていましたが。そういう面では河合塾とかの方が安定しているようですが、市内には河合塾ないですもんね…
さらに横入りすみません。河合塾はオンライン指導をやっているようです(
https://www.kawaijukuone.co.jp/)。
塾に行ったことがないので比較はできませんが、私も参考書のみで先取りはできると思います。
数学ならマセマというところから出ている参考書で概要の理解は可能ですし、
英語なら
数学以上に学年で学習内容を分ける意義が希薄になるのでネットなどて評判のいい参考書を使えば3年分の読解・リスニングや作文に必要な基本文法を一気に習得することも可能だと思います。