樟南は、昔は鹿児島商工という、いわゆる甲子園をはじめとする運動部活躍のみの商業工業系の進学とは程遠い高校でした。
近年名前もリニューアルして、進学普通科クラスを設け、
鶴丸など公立トップ校の滑り止め校として、公立に落ちた子たちを
学費免除で受け入れ、よく面倒をみて進学率をがんばってあげている高校です。
昔の学校を知っている保護者年代からすると、、、な学校です (^-^;
ただ、
学費免除になる代わりに、勉強はとても熱心に見てくれ、部活なども入るのを制限、もしくは激しい運動量の部活は禁止など、進学実績をあげるため高校生活はすべて勉強のみにささげさせられるので、公立に受かった子は、わざわざ公立を振ってまでは進学しません。(進学校になったばかりで、よいポジションの先輩もまだいませんし…)
なんといっても、地方では出身大学より、出身高校が重要なほど、公立至上主義ですからね!(苦笑)(ラサールをのぞく)
ただし、公立に落ちたときに受け入れてくれる学校の一つとして、とてもいい学校なのだと思います。おかげで、中学浪人する人がいなくなりました。。。
昨年度、わが子が樟南文理を受験した者です。質問者さんの樟南側へのご配慮はそれはそれで理解できますが、2/14の内緒さんの回答の文面は当時の受験生とその保護者や中学校進路指導の先生方の空気感、感覚を何ら逸脱したものではないと思います。質問者さんに対し、せっかく丁寧な回答をしてくださっていた内緒さんへの配慮もどうせなら、して欲しかったですね。
私どもはありがたいことに2/14の内緒さんの言われた、3のパターンでした。ラ・サールはチャレンジ、本命は鶴丸、万が一の時は樟南(得点開示は目安になるので)でした。結局、2/8の内緒さんの言われているルール?に沿う形で、中学校の先生方と相談の上、鶴丸は受験せず‥でした。
鶴丸を本命としたのは、2点ほどあります。まず、私個人の杞憂として、
1.(当時、民主党政権下でしたが、)高校生を持つ世帯向けに対する優遇措置が一体いつまで続くのか、先行きは不透明であるという認識を持っていました。ですから、わたくしは樟南側が提示する援助について、三年間継続されるという確約がない以上、やはり公立の鶴丸がベターなのかな...と考えました。
2.生徒数の多さ、つまり母数の多さというのは私の中では優位的な魅力に映りました。
母数の少なさというのは少数精鋭で重点的な指導が受けられる可能性も秘めてますが、一方では構成メンバーにより、いわゆる当たり年?外れ年?が顕著になる一種の危うさみたいなものが生じないだろうかという懸念を覚えました。
ちなみに私自身は県外出身ですので鶴丸というネームバリューにはさほど惹かれませんでしたね。