新聞奨学生はきついだけで勉学に支障をきたすようです。民医連は卒業後に関連病院のの業務が義務化されており、政治活動があるようなので、やばいと思います。
国公立大学の
学費減免制度や地域枠を活用したほうが将来、良いと思われます。
ネットで色々と調べてくださいね。
とても真面目で切実なご質問だと思いますので、
授業料免除及び奨学金卒業生のひとりとしてお答えさせていただければと思います。現役九州大学医学部卒業の医師で、福岡の総合病院の院長を務めております。
貴方が国立医学部に合格された場合、その日から色々な経済負担の支援策の情報が入ってきます。ひとつは
家庭教師や進学予備校教師のアルバイトです。大学生協や学生課を通して、あるいは同大学の先輩方から様々なお話を得られると思います。国立医学部の学生ですと、少なくとも受験学力においては完全なる信頼がありますので仕事条件はかなり良いです。生徒さんおひとり様、一回二時間、週二回の個人授業で、二人教えれば生活費は十分に稼げます。大学のカリキュラムに合わせた自分の時間をつくりやすいので、大学の勉学との両立が一番得られやすいのです。進学塾や予備校の教師としても、かなり優遇されています。受験勉強で勝利を獲得した医学部生徒さんには、アルバイトとしては受験対策教師が一番お勧めですね。僕も大学在籍の六年間
家庭教師を続けていました。
入学と同時に
学費負担の困難な生徒さんへの対策として
授業料免除申請が、大学側から言われてきます。僕は、父が失業し非正規雇用労働者でしたので
母の内職を合わせても年収150万程度でした。大学の成績は普通程度でしたが、医学生はお金持ちが多いせいか、審査の上すぐに免除がおりました。ホントに助かりましたね。勉学は優秀じゃなくても留年さえしなければ、実家の年収さえ低ければ六年間
授業料免除を与えられます。(日本は好い国です。)
日本育英会の無利子の奨学金も、申請して二月ほどで許可が下りました。医師になってから十年以上かけて返済しましたが、安定した医師の年収からすれば返済はさほど大きな負担には感じませんでした。
大学も、三年生以上の高学年になると、大学の卒業試験のみならず医師国家試験の準備が必要になります。国試で八割以上の高得点を取るためには、受験専門予備校が出している参考書や問題集、傾向と対策などのまとまった本を、大学の専門書とは別に購入しなければなりません。これはかなりの負担になります。親の仕送りのない自分は、熟慮を重ねたうえで民医連の奨学金を、大学4年から3年間借りることにしました。お金のかかると言われる医師への道程もこれで十分でした。
医師国家試験合格後は福岡市の千鳥橋病院で臨床研修を終え、外科医として研鑽を積み上げ五十過ぎてから医師会からお呼びがかかり総合病院の院長に就任しました。民医連は、共産党系の病院だから思想がヤバいという先生方もおられます。学生や研修医の頃は、自分のリベラルの先生方の懇談会や政治活動にも参加していました。だが医師として実力をつけ、医療のお仕事が忙しくなりすぎると、それどころではない日が多くなり、民医連以外のいろんな病院で仕事するうちに思想とは関係なく、どの先生方とも仲良く対話するようになりましたね。院長の今では自民党も共産党も自分の親友だという気持ちがあります。医学部卒業までは、経済的な安定はとても大切です。ご参考になれば幸いです。