那覇国際高校は文系の学校とみえがちですが、普通科は2年から文系と理系に分かれ、理系5クラス、文系3クラス(今年度の2、3年)と理系のほうが多いというのが現状です。
文系が理科2単位であるのに対して、理系は4単位あり、また、3年生になるとD選択で、政経研究、倫理研究、日本史研究、地理研究、
数学探求C(数3選択者がとる1A2Bの演習)、発展生物、発展物理、発展化学から1つ選択することができ、通常の理科の授業のほかに理科選択というのもあります。
英語に関しては、今年度から文科省のSGHに指定され、課題研究があります。また、授業は普通科国際科問わずオールイングリッシュで、毎年校内でspeaking contestが行われます。
1年には希望制でボストン研修、2年には海外研修でシンガポールへ行くことができ、また留学の制度も整っていて、毎年多くの生徒が留学します。
国際科から理系大学を目指す人もいますが、カリキュラム上、普通科の理系より理科の授業が少ないので、自力で勉強しなければならないと思います。
絶対に理系の大学に行くと決めているのであれば、理数科のある高校へ進学したほうがいいと思いますが、文理選択で迷っているのであれば、普通科の理系へ進んだほうがいいとおもいます。