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先輩の合格体験

高校受験ナビに寄せられた、先輩の合格体験談です。

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合格高校:松戸国際高校(千葉県)
名前:ないしょ先輩

こんにちは。前期で合格しました。
まず、内申点は100です。残念ながら、現在の高校入試のシステム上、極端に内申点の低い方は公立高校の入学は厳しくなると思います。
では、これから僕が松戸国際高校に合格するためにやったことを記そうと思いますが、僕はそれを基礎的な、そしてそれ故に僕の勉強の根幹を成したものと、実践的なものにわけ、箇条書きにして記したいと思います。
(1)基礎的なこと
ここで僕は基礎的と書いてますが、それは簡単という意味で用いてるわけではなく、僕の勉強方針の根幹部分という意味で用いてるということを理解しておいてください。
まず、僕は塾に通っていましたが、それ以上に、塾以外の勉強に力を入れました。塾や学校に傾倒しすぎてもいけないし、独断でやりすぎてもいけません。このバランス感覚を持って復習を丹念におこなっていきました。
次に、基礎的な事項に重きを置いて、満点を取ることは目標にしませんでした。本校はおろかその他上位校でも試験で満点を取る必要はありません。殊、松戸国際高校であれば基礎を取れば確実に受かります。ここで、重要なのは完璧主義になりすぎない、ということです。
また、僕は英数国を重点的に勉強しました。この3教科は伸びるまでに時間がかかります。ですが、一度伸びたあとは安定性が高く、信頼性が高いです。
理科は用語や公式をマスターすればあの後は思考問題を演習し続ければ高得点が狙えると思います(僕はできなかった)
社会に関しては僕は覚えるだけで余裕だと思っている節がありましたが、意外と計算問題だとか、資料問題が多かったため、そちらの対策を行うことをお勧めします。
この項目の最後になりますが、一番は自分の勉強方法を自分で確立することだと思います。自分がどうやったら効率よく暗記できるのか、どこが苦手なのかは人によって違います。ですから、僕の合格体験記も含めてそういった情報を鵜呑みにしすぎないようにしてください。これは、塾や学校の先生や先輩の話も同様です。ですから、(2)の項目は参考程度に留めておいて下さい。
(2)実践的なこと
ここからは僕の失敗も踏まえて具体的にどのようなことをすべきなのかを話していきます。ですが、何度も言うようにこれは人によって微妙に異なります。
まず、ニガテを潰し続けました。僕は理社を軽視しすぎたため、理社のニガテは消えなかったのですが...それでも、双方の教科の基礎的な部分は取れるようにしていました。また、英数国はニガテを潰し尽くしました。
次に、夏休みが始まったらすぐに去年の過去問を解きました。敵を知るためです。早い段階で、敵を知れば、どのように対策すれば倒せるのかがわかるようになります。なお、理社を軽視するあまり僕は理社の過去問はときませんでした。これは、ダメですね笑
そこで、千葉県の入試は英語は読み書き聞きが問われることがわかります。であるならば、英語そのものにある程度慣れてないと解けません。ですから、僕は英文法、英単語を覚えながらそれを読解にもいかせるように意識して勉強しました。簡単に言えば、無意識に文法事項を流し読めるまでレベルを上げます。そして、英語のCDを聞き何を言っているのかを理解するまで繰り返しました。また、音読も効果的です。その時に、ただ漠然と音読するだけでなく、文法事項を意識して内容を噛み砕きながら音読しました。こうしたら、公立の英語はハナクソレベルの簡単問題でした。
次に国語国語は塾の模試と傾向が違うので対策に苦労しました。国語は聞き取りテストと作文があります。聞き取りテストはとにかく過去問をやりまくって慣れました。何度も何度もやりました。作文もその点は同じです。ただ、作文はそれだけでなく、文章構成における基礎的な知識をつけました。助詞の用法や、接続詞の学習を怠らず、語彙拡充のため漢検2級まで取得しました。これにより、漢字問題も語彙問題も落とすことなく、作文にも大変良い影響を及ぼしました。また、ネットで友達とLINEしたり、twitterでツイートする時でも常に文章の構成が正しいかどうかを意識して書いていました。あとは、読解ですね。読解は文章の解釈力の向上を目指しました。たとえば、本を読んでいる時に指示語がわからなくなったら該当箇所を探してみたり、比喩表現があったら、何を意味しているのかを分析してみたりしました。そうすることで、傍線部や抜き出し問題の多い千葉の国語の入試問題では読解でほとんど落とすことはなくなりました。また、接続語である「すなわち」、「つまり」などの内容を統括する文には注意していました。古文と漢文は過去問を解いただけです。簡単ですので、多分これはなれだと思います。
そして、数学。僕は数学が好きなので90〜を目指しましたが、この科目は嫌いな人も多いはずです。ですが、嫌いでも松国レベルに入るためには少なくとも大問2までは満点を取り、他で半分くらいの成績をとる必要があります。中学数学で重要なのは問題を大量に解いて解法を覚えてしまうことです。これを、嫌いな分野全てに対して行い、基礎的な問題に対してはどんな単元であっても対処できるようにしました。最も、数学が得意である僕はそれからプラスアルファとして、上位私立校の問題を解きながら数学的思考力を養いました。そうすることで、公立校の簡単な数学では点数をほとんど落とさなくなりました。もちろん、問題が解けても解けなくても解説は読み通しました。更に、一週間後に同じ問題を解くようにしました。

来年受験の皆さん、頑張って第一志望の高校に入ってください!僕はこれから大学受験に向けてまた勉強を再開します。お互いがんばりましょう!!

オススメの参考書など:

英文読解の透視図
リンガメタリカ
得点奪取現代文
現代文標準問題精講
古文解釈の方法
源氏物語
漢文ハンドブック(?)
文系数学のプラチカ
1対1対応の数学
東進日本史一問一答

通塾経験: あり
家庭教師: なし
通信教材: なし
得意科目: 英 国 数
苦手科目: 理 社

投稿日:2018/02/26



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