ホーム > 先輩の合格体験  

先輩の合格体験

高校受験ナビに寄せられた、先輩の合格体験談です。

[ 体験談を投稿 ] [ 全国の体験談 ]


合格高校:長岡高校(新潟県)
名前:点P先輩

理数科合格した者です。
他の方も書いてらっしゃるように県統一模試を受けるべきです。僕は第4回から最終回まで受けました。模試は自分の取った点だけでなく各教科ごとの順位、5教科の順位、偏差値、志望者の中での自分の位置もわかります。それだけでなく継続して取り組むと他の志望者がどれくらい伸ばしているのか、自分の点数がどのように変化しているかがわかり今後の学習の見通しも立てやすくなります。H27年度入試から筆答Aが入試に加わることで模試会の方でも対策模試が行われます。配点が非常に高いので受けておいたほうが絶対良いです。

継続して受けたため学力が自然につき、自信が持ててきた1月、第8回の模試の結果を見たところ、過去にない酷い結果(5教科322点 偏差値56.8)を出してしまいました… 大スランプです。
無論、努力圏で志望者順位も下から11人目でした…
この頃は入試まで2ヶ月無い状況だったので受検校を変えようか家族と話した程です… しかし長高に入りたい意思が強く出て、学校ではわずかな時間も欠かさず問題を解いてました… 家でも休日は10時間勉強した日もありました。そして最後の模試の結果は最も良かった11月の水準に戻りました(5教科381点 偏差値61.6)
僕は内申が101くらいだったので旧入試制度だったら落ちてたかもしれません。
筆答Aでは何が起こるか見当もつかなかったので先生からは「本番430点くらい取らないとまずいぞ」と言われましたが僕は国語が大の苦手だったので筆答Aでの逆転作戦で行きました。筆答対策模試の点数分布で可能と判断したからです。
入試本番、自己採点をした結果1日目はやはり370~390点程でした。
2日目ですが奇跡的に数学の⑶が正解してて開いていた大差を埋めることができました。9割、厳しく見積もって8割ちょいは取れてたと思います。

以上、僕の合格までの経緯
以下、各教科の点の取り方

H27から導入された筆答Aのおかげで大の苦手教科がある人でも合格の可能性が出てきたと思います。ただ他の4教科が完璧と言える程出来ないと落ちます。

国語→読解が苦手な人も漢字は取る。これだけで20点。
説明記述の配点は6~9点なので苦手な人も書きまくる。辛いかもだけど1点でも多く稼げるチャンス問題。

数学→[1]~[3]まではミス厳禁。基本と応用を比べても配点の差が小さいので苦手な人は応用をやらず基礎だけやるのも1つの手法。得意な人は[1]~[4]まではノーミス、[5]~[6]の最後の問題は時間を必要とする非常に難易度の高い問題なので逃しても気を落とさない。 2問ミスで約90点なので得意な人はここで取っておくべき。

英語→[1]ですが2度放送されるので英語で読まれた問題文を絶対にメモすること。
解答に自信がなくても過去を振り返らない。1つの問題を終えたら次の問題の選択肢を見ること。
[2]、[4]は導入問題が上手く作られてるので文のイメージが湧きやすい。時間は十分あるようになってるので落ち着いて文を読み、重要部分に印をつけ解く。
[3]は5行程の英作文だがここで時間を喰うと[4]に間に合わない。面接とは訳が違い、正しい英文で自己表現ができるかを問う問題なので少々デタラメでも書く。

社会→歴史、公民に関しては暗記がほとんどなので省略。
地理ですが単なる暗記ではなくイメージで覚えることが可能。
無論、暗記しなければならない重要事項もあるが各地域の雨温図の特徴、農作物の取れる種類や工業生産品目の分布には理由があり、なぜそうなるのか、なぜそうなるのかを考えながら授業を受けると身につきやすい。

理科→各分野で問われている問題は基本が中心。
理数科を目指す人の場合、最低90点は取らないとまずい。
苦手な人でも普段学校の定期テストで出てるような問題が多いので基礎的な知識を覚えていれば60点程は取れると思う。[7]、[8]は実験の図が複雑になるので[6]まではスラスラ解けるくらいの力は欲しいところ。

筆答A→H27年度入試は教委作成だったがH28以降は各学校独自で作成なのでどのような形の出題なのかは不明。
筆答検査の問題は非常に難しく1日目とは訳が違うので中3になる前には対策を始めた方が良い。

数学英語が大得意な人は苦手教科の克服より筆答でまくるのも手ですが危険なので推奨はしないです。たまたま僕が成功しただけです…

オススメの参考書など:

過去問。最新の4年分くらいのでも大丈夫。

通塾経験: なし
家庭教師: なし
通信教材: なし
得意科目: 英 数 理 社
苦手科目: 国

投稿日:2015/04/05



[ 全国の体験談を表示する ]

Copyright (C) 2006-2017 高校受験ナビ All rights reserved