高校受験ナビに寄せられた、先輩の合格体験談です。
合格高校:新潟高校(新潟県)
名前:R2年度普通科合格者先輩
【受験前のまとめ】
本格的に志望し始めたのは中3の春くらいから
その時の新潟県統一模試の判定はC〜D(369/500)
1日の勉強時間も30分程度で,
学校の先生にも南に落とした方がいいと言われたほど。
実際中3の夏くらいから本格的に勉強を始め
第8回(1月)の県模試でA〜Bになるも
そこで一喜してしまい,直前の第9回(2月)でEになり一憂。
しかも,第9回の結果返却が入試13日前。
そこから死ぬ気で勉強した。
数学と英語は得意だったので後回しに。
国語は古文の意味などを猛勉強した。
社会の年表は穴埋め問題に加工して,1日3週した。
理科は苦手範囲を繰り返しやった。新研究は5週した。
卒業式も終わってから6時間くらいリビングで新研究をずっとやってた。
それで迎えた入試。
あんまり緊張はしなかった。
【自己採点】令和2年度
◯学力検査
国語:80 数学:82 英語:97 社会:89 理科:95
◯独自検査(予想点)
筆答A:84(数学:38 英語:46)
作 文:87(問1:42 問2:45)
◯内申点
120/135
◯合計点
1057点 / 1200点中 → 普通科合格
【教科別アドバイス】
◯全体
普段の勉強中に分からないからといってすぐ検索したりするのではなく,
自分で少し考えたり,教科書を見たりした上で
それでも分からなかったら調べる。など,普段の日常生活から
「考える」力を身につけておきましょう。
また,数学や筆答A、課題作文では説明する力が求められます。
よって,勉強するのではなく,その内容を家族の人に話す・説明する
ことで「伝える」力を身につけることも重要かと思います。
なので,個人的には勉強はリビングなど,他の人の目があるところ
でするのが一番いいと思います。
◯国語
〔基本事項〕
漢字は絶対に落とさないようにしましょう。
中学校卒業までに漢検三級までの漢字の読み書きと
漢検準二級までの漢字の読みは出来るようにしましょう。
助詞・助動詞の判断ができるようにしましょう。
漢字の組み立ての種類が判断できるようにしましょう。
普段から文庫本などを読み,長文を早く読み取れるようにしましょう。
〔解き方〕
漢字はノンストップで考え,分からないものは一度解き終わってから。
文法や漢字の構成、古文の現代語書き換えにはあまり時間をかけずに
長文(70字や90字など)に多くの時間を書けるようにしましょう。
◯数学
〔基本事項〕
〔1〕〜〔2〕は絶対に落とさないようにしましょう。
〔3〕証明は完答出来なくても,部分点がもらえるように
分かるところまでは書いておきましょう。
法則性を素早く見つけられるようにしましょう。
関数のグラフ問題に慣れておきましょう。
三平方の定理と空間図形の融合問題に慣れておきましょう。
〔解き方〕
理数科を目指す人は最初の20分で〔3〕まで終わらせましょう。
普通科の人は20分で〔2〕の作図に入れるといいと思います。
〔5〕まで終わったら一度見直しをしてから〔6〕へ。
後半の問題を解くよりも,前半の問題で点を落とさないことが大切。
◯英語
〔基本事項〕
数字の聞き分けと書き取りが出来るようにしましょう。
英訳をしっかり文章で書けるようにしましょう。
長文を読みながら意味が理解できるようにしましょう。
過去問などで英作文の形式に慣れておきましょう。
〔解き方〕
リスニングの難易度は低いです。とても聞き取りやすいです。
⑶の長文聞き取りは解答欄の前後から問題を類推して
1回目の放送で全て埋められるようにしましょう。
長文問題よりも,記号問題や英問英答を確実に抑えましょう。
英作文は後回しにして,残り8分とかで解き始めても問題ないかと。
◯社会
〔基本事項〕
時差は確実に求められるようにしましょう。
教科書に載っている各地域の特産物や主要輸出品目は抑えること。
日本・世界の気候区分は確実に抑えましょう。
日本史と世界史を同時並行で覚えましょう。(時代の流れをつかむ)
教科書などについている年表を丸暗記できるとよいでしょう。
主要な憲法の条文は絶対に暗記しましょう。
選挙や裁判,家計など身の回りに関係する分野を中心に勉強すること。
〔解き方〕
普通に解けばおよそ20〜30分程度で一通り解けると思うので
残った時間で見直しをしっかりとしましょう。
◯理科
〔基本事項〕
用語は確実に暗記しましょう。
仕事・電流・中和などの計算問題に慣れておきましょう。
実験時に注意するべきことや実験結果などについて
なぜそうなるのかを説明できるようにしましょう。
〔解き方〕
基本的には社会と同じく
普通に解けばおよそ20〜30分程度で一通り解けると思うので
残った時間で見直しをしっかりとしましょう。
計算問題は計算ミスが無いか何度も計算しましょう。
※筆答検査・課題作文は省略
【一言】
学校の先生も言っていたことなのですが,
入試はやはり「本番で成功するかどうか」だと思います。
僕のように高得点をとれたからといって
勉強を疎かにせず,日々の努力を続けていってください。
時には息抜きをすることも大切ですが,
その割合は勉強時間の2割ほどにおさめておきましょう。
また,志を持つという点で,部屋にパンフレットや
高校の情報など,目標が常に見える状況を作ることも大切です。
ぜひ,みなさんがこの高校に合格できることを祈っております。
オススメの参考書など:
少なくとも過去3年分の学力検査の過去問が掲載されている問題集
少なくとも過去3年分の筆答検査の過去問が掲載されている問題集
通塾経験: あり
家庭教師: なし
通信教材: なし
得意科目: 数 理
苦手科目: 国 社
投稿日:2020/03/23
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