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先輩の合格体験

高校受験ナビに寄せられた、先輩の合格体験談です。

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合格高校:高松第一高校(香川県)
名前:sin45°先輩

※長文です。すいません。
今年、高松第一高校に合格した者です。高校入試に向けての勉強法等について書いていきます。
まず、今、取り組んでいるであろう受験勉強は「高校に合格するため」のものではありません。例えば英語や社会科の単語や文法、数学の計算力・考え方は高校に入ってもしばらく付き合うことになります。さらにその先の大学入試でも…。そのような意味でも中学校で履修している勉強というのは重要なものなのです。その為にもまず、勉強内容を定着させることが大切です。ここで各教科の勉強法について書きます。
国語
香川県の高校入試は随筆・古文・評論・作文の4つで構成されています。漢文や歌なんかが出たというのはあまり聞いたことがありません。
最初に随筆と評論ですが、この2問でどれだけ取れるかが国語で高得点を取る鍵です。とにかく問題演習を積みましょう。学校で貰った厚物なんかを反復して、出題パターンや答えがどこに書かれているのかを掴む練習をしましょう。記述では、ワード指定をされている場合が多いです。それらのワードと本文の内容を結びつけられるようにしましょう。
※文法や漢字の読み書きも出題されます。そこまで気にする必要はありませんが、日々の授業である程度覚えていきましょう。そこまで難しい問題は出題されません。
次に古典ですが、高校入試の時点ではそこまで問題の難易度は高くなく、その文章をそこまで深く読解する必要もありません。大体の内容を把握できればOKです。(もちろん高校に入ってからは用言や助動詞の活用・文法をさらに深く学びますが)とりあえず基本的な古文単語・文法を押さえていれば満点を狙えるはずです。(ちなみに難しい古文単語や文法は注釈がついているので大丈夫です。)
最後に作文です。3年ごとに出題パターンが変化して、次の入試は1年目だと思います。どんな感じで出題されるかはわかりませんが、色んな出題パターンを解いて、対応出来るようにしましょう。
数学
この教科が受験生の皆さんの1つの壁になっているというのは人も多いと思います。全4問で特に最後の証明問題なんかは化け物みたいな難易度です。これはどの教科でも共通することですが、解ける問題・解けない問題を分類することはとても大切です。数学では難問も多いですが、基礎的な問題ももちろんあります。それだけ解いても30点くらいは取れるはずです。(もちろんそれ以外の記述式の難問が解けることも大切です。)国語と同じですが色んな問題を解いて解法を理解して、問題を見たら適切な解法が頭に浮かぶくらい勉強しましょう。
英語
英語は語彙と文法と読解力の3つの柱が勉強での要になってきます。
まず、語彙に関してですが、中学校で習う単語は約1200語と言われています。1200語でも十分足りるのですが、もちろん入試にはその範囲外の単語もいくつか出ます。注釈がついている場合が多いですが単語予測の問題が出ることもあり(単語予測の力も大切ですが)、先のことを考えると色んな単語を知っていることは強みになります。ターゲットなどの参考書で1800語ほど覚えられていると相当強いです。リスニングや英作文の時も単語の意味がすぐに理解できると負荷にならないはずです。英熟語や慣用表現も同様に覚えておきましょう。
次に文法ですが、高校入試の時点では文法も深い理解は必要ありませんがある程度論理的な理解は必要です。例えば現在完了形だとその時系列の理解が甘いと訳し方を間違えてしまうことがあります。ワードまで覚えなくてもいいですが、「この形がきたらこういう風に訳す!」くらいで覚えておきましょう。これから不定詞や関係代名詞など少し複雑なものが多く登場しますが必ず理解しておきましょう。
最後に読解力です。香川県の高校入試では長文読解がほとんどを占めます。よって読解力が無いのは大きな障害になることでしょう。沢山の長文問題を解いて、問題に対して適切な解答をする練習をしましょう。高校入試では3問ほど長文の問題が出題されますが、その1.2問目は特に訳す必要はありません。(訳したほうが正確性は増しますが)並べ替え問題や適切な単語を選ぶ問題も出題されますが前後の文を読むことで理解できることが多いです。
他にも書き換え問題や英作文が出題されますがその多くはパターン化されており、対策もそこまで難しくありません。
○社会
社会は正直暗記ゲーみたいなところがあります。
形式としては歴史・地理・公民からバランスよく出題されます。とにかく用語を覚えまくってください。そしてそれをアウトプットしたください。もう忘れないくらいに!中には複雑な流れをしているものもありますが整理すれば十分覚えられます!もちろん入試には一問一答形式ではなく記述も出題されます。それもパターン化されているも(衆議院の優越とか)も多いのでどちらかといえば考えるというより覚える感じです。
○理科
理科も暗記ゲーです。生物・化学・物理・地学の4分野から構成されます。生物・化学・地学は満点を目指してください。化学や地学では計算問題が少し出題されますが、ほとんどは一問一答か記述です。基本的に社会科と同じように勉強していきましょう。ただ物理は正直難易度の高い問題がいくつか出題されます。数学と似ている部分も多いので、計算力と考え方を反復して勉強して、確実に得点していきましょう。
もう一度言いますが、今の勉強は将来活かせるものです。短期記憶ではなく長期記憶として脳にインプットしていきましょう!
次に面接についてです。単純に言います。
そこまで対策しなくてもいいです。ある程度の練習は必要ですが面接で合格出来なかったというのはなかなか無いので直前に練習するくらいで十分です。
最後に主に一高に関してです。
「そこまでレベルが高いわけでもありません!」単純に学校名だけで学校を決めるのはやめましょう。あとで後悔するかも…。正直な話、内申と当日点の合計が380点以上あれば合格の可能性はかなり高いです。(難易度にもよりますが)そこまで張り詰めて勉強はしなくてもいいです。逆に成績が下がるかもしれませんから。2学期には内申点がほとんど決まる期末テストが実施されます。それに向けてしっかり勉強してください。今からでも遅くないです!実際僕も本格的に受験勉強を始めたのは1月くらいですから。受験は3年間の総復習です。高校生になって「もうちょい勉強しとけばなー」とか思わないようにしましょう!
ちなみに入試前日は早く寝ましょう。少しだけ勉強して当日リラックスできるように!

オススメの参考書など:

市販の参考書で全国対応のものが良い。

通塾経験: あり
家庭教師: なし
通信教材: なし
得意科目: 英 理 社
苦手科目: 数

投稿日:2019/08/19



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