高校受験ナビに寄せられた、先輩の合格体験談です。
合格高校:富谷高校(宮城県)
名前:リプトン先輩
私が本気で勉強し始めたのは去年の今頃(中学三年生の12月頃)でした。
その少し前、当時の私は色々あって、親と衝突したり家出をしたりしてました。そのため、成績は良いと言えるものではありませんでした。
三年生の夏休み前あたりまでは「どうせこの先勉強しても意味ないから」と、半ば高校に入ることをあきらめ、就職、もしくは定時制の高校を第一志望としていました。
しかし、担任の先生から「お前、このままだと人生めちゃくちゃだぞ」
ということを言われ、あまり乗り気では無かったのですが、公立高校を第一志望に。でも、あまり勉強はせず、何故か夏休みの作文に力を入れていました。
・・・そしたら何と、その作文が地区の優秀賞に。
初めて、全校集会でステージに上り、賞状と盾を受け取りました。
そのときに思ったのが
「あ、必死にやればいいことあるじゃん」
ということ。そこから私は本気になりました。
直後にあった弁論大会の募集で、私は立候補し、そこでまた賞状を貰いました。(今考えれば何という偶然)
勉強も得意な国語と社会を中心にやり始め、理科、数学、英語の順で、
苦手教科の勉強も開始しました。・・・ちょこちょこと。
進路先は秋頃に決めました。「富谷高校人文コース」。
理由は
1.同級生が嫌いだったので自分の中学から誰も行かないようなところ
2.演劇部に入りたかったので演劇部がある高校
それだけでした。実は、今は後悔してます。高校に入って大学でも演劇をしようと志したとき、うちの学校から芸術系の大学の進路が乏しいという事実に気づいて。
だから皆さんには同じ轍を踏んで欲しくないです。
皆さんも、出来れば楽して大学に行きたいでしょう?就職したいでしょう?
ならば少しでも勉強して上の高校を目指した方が良いです。
私は幸運にも、第一志望の大学にも行けるくらいの高校に入学できましたが、これから高校の入試を受ける人たちは、できれば大学やその先のことを考えて高校を選びましょう。『決して高校受験で楽はしないこと!』
話がそれましたが、壁が私を阻みます。
勉強しても私は馬鹿でした。
12月の模試で偏差値がとても低かったのです。
数学の点数に至っては10点台!!!
こりゃピンチ。
初めて参考書を買いました。チャート式と問題のドリルを。
チャート式は細かく範囲を区切って丁寧な解説が書いてあるので、とても分かりやすいのでオススメ。
問題のドリルは朝の短い時間でも手っ取り早く出来るので時間を有効に使えるのでおすすめ。
年が明けると一日の半分以上を勉強に費やしました。
学校ではナンバースクールに入る人が周りにいて、劣等感を感じていましたが、冬休み明けの実力テストで国語と社会の二教科でその人たちに勝ちました。(威張れることではありませんが)それも糧となり、入試前の最後の模試では偏差値だけ見れば合格圏内に。
あとでよくよく見ると、私が絶望した模試から入試直前の模試までの3ヶ月間で、偏差値が12上がっていました。努力は裏切りませんでした。
後期試験で無事、合格。何だかんだで今は割と楽しく高校に通っています。
大分省いた部分もありましたが、私が受験生だったときの体験談です。
ではここでいくつかポイントをまとめてみます。(私の体験談に関係ないことも書きますが・・・)
1.『暇さえあれば勉強』
勉強は将来への貯金です。どれだけしても誰からも文句は言われません。
目標を達成するために毎日勉強しましょう。いつでも、平日5時間、休日14時間の自主勉強は可能です。馬鹿な私でも出来たので・・・。
2.『ライバルを作れ!』
身近にいる頭のいい人が理想的。その人を目指せば自然と成績が上がりま す。経験上、悔しさは一番やる気に繋がることが分かりました。「あいつ になんか負けたくねぇ」って思うほど勉強してました。
3.『満点を目指せ』
これは中三のときの担任に言われた言葉。はっきり言って無理です。
しかし、満点は取れないわけではありません。私たちはいつからか
「5教科で400点なんてむり〜」とか言うようになりました。でもそれって、満点を目指していたら可能ではないでしょうか?80点取る勉強ではなく、100点を取る勉強をするのが普通なんです。(私からすれば異常でしたが)ボールも向こうに投げようとするから向こうに行くものです。とにかく目標は「最大限」に。
大まかに言えばこの3つです。細かく言うとキリが無いので。
神社や寺で神頼みをしようが、キッ●カットやカツ丼を食べようが、
最終的には自分の努力と1%くらいの運です。
さぁ、これを見た受験生は今からでも遅くないので勉強しましょう!!!
オススメの参考書など:
・チャート式の参考書(回答冊子が分厚いものほど良い)
・問題量が多いドリル(答えは薄くても良いのでとにかく問題量が多いもの)
・学校の教科書(受験は教科書以上の内容は出ません。せいぜい少し捻った 応用問題くらい。なので教科書だけでも十分です)
通塾経験: なし
家庭教師: なし
通信教材: なし
得意科目: 国 社
苦手科目: 英 数 理
投稿日:2013/12/05
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