回答:あなたの英語力によりますが、基本的には軽く読み流せばOKです。
例文の使い方は利用者の英語力によって変わります。ぱっと見で例文の意味が分かる人は例文で覚えた方が効率的です。単語の意味を覚えると共に、実際の使い方も覚えられます。例文をすぐに訳せない人や単語の丸暗記の方が早いという人は、軽くチェックする程度でOKです。
疑問:『ターゲット』のLEVEL2まで覚えれば本当に大丈夫ですか?
回答:一般的な公立高校の志望なら大丈夫です。
LEVEL2(900語)は1日あたり14語(3ヶ月間の場合)覚えればマスターできる分量です。逆に「それだけでいいの?」と思う人もいるでしょうが、これで十分です。公立高校の英語で出題される英文は難しい単語は使われません。仮に使われたとしても、注で日本語訳がつきます。
「英語で高得点をとりたい」という人はLEVEL3(1200語)まで覚えておきましょう。独自問題で試験を実施する高校や、難関の私立高校を受験する人は、必要に応じてLEVEL4(1520語)やLEVEL5(1819語)まで取り組んでください。
最後に単語集を使う上でのTIPS(使い方の工夫)を紹介します。
単語集は何度も使う物ですから、本を保護するためのカバーは邪魔になります。カバーのずれを直すなどのわずかな手間でも、繰り返せば結構な時間になります。カバーをはずすと本が傷みやすくなりますが、単語集は使い込んでぼろぼろになった方が勉強をした気分になり自信につながります。図書館で借りるなどした他人の物でなければ、単語集に限らず参考書や問題集は「使い込んで」ぼろぼろにしてしまいましょう。