A.その通りです。出題されません。
入試で過去に出題された問題が、数年内に全く同じ形で出題されることはまずありません。過去問は予想問題集とは性質が違います。過去問を解く理由は合格するための課題のあぶり出しと、出題形式への慣れにあります。入試本番で出題される必要はないのです。
Q.過去問はどこで入手できますか?
A.書店での入手が一般的です。
過去問は毎年5月くらいから書店に並びます。前年度までのおよそ3〜6年分の入試問題が収録されています。公立高校は必ず書籍化されますが、私立高校は学校によっては書籍化されません。(受験者数が少ないと採算が取れないため)
私立高校の中にはウェブサイトで過去問を公開している学校が若干あります。また、直接問い合わせることで郵送してくれる学校もあります(送料などは要負担)。また、塾や中学校がその地域の私立高校の過去問を所有している場合があります。
Q.入試直前でも過去問を解く意味はありますか?
A.あります。
入試直前の過去問演習では、過去問を使って出題形式に慣れることがより重要になります。従ってその時期に過去問を解くときは、入試が実施される時間帯に合わせて、5教科(私立などは3教科)を1日かけて解くのがベストです。科目間の休憩や昼食時間なども同じ時間とると良いです。試験当日の休息時間や昼食時間は教育委員会のサイトや過去問題集で確認できます。