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添削例(2)の2回目

「うかりたい。。」さんの小論文 2回目


<小論文>


 現在の環境問題は大変深刻となっており、様々なものがある。例えば、地球温暖化、砂漠化、森林破壊、酸性雨などが挙げられる。

 
その中でも酸性雨の問題に私は大変恐怖を感じた。何故なら、酸性雨は人体に影響するからだ。酸性雨とは窒素化合物などが反応して、硫酸や硝酸などに変化し、それらが混じって出来た雨のことを言うのだが、私たちにとって雨とは日々の生活に常に密着している。仮に、酸性雨の影響が強くなるとどうなるだろか。「田畑が枯れ、食糧不足になり、食料自給率が低く外国からの輸入に頼っている日本は飢餓が陥る。」これは想定できることである。

 
この問題もそうだが、多くの環境問題は人間が引き起こしている。だから人間がしっかりと解決していくべきである。その為には、私たちが環境問題についての知識を増やし、遠い未来にこのような問題が無くなるように努めていく必要がある。

添削例(2)の2回目 スタッフによる添削
スタッフによる添削 2回目

こんにちは。
高校受験ナビです。
前回より「うかりたい。。さん」の個性が出ていて面白い論文になっていると思います。

□気になった箇所

・大変恐怖を感じた
「私は強い関心を持つ」などの方が小論文らしくなります。

・酸性雨は人体に影響する
・仮に、酸性雨の影響が強くなるとどうなるだろか。田畑が・・・
人体に影響を与えるから怖かったはずが、話がずれてしまっている。
人体影響・食糧自給率のどちらかの問題にしぼって、より詳しく書ければベスト。

・この問題もそうだが
「この問題」は酸性雨の問題を指すのだろうが、文法的には「日本が飢餓に陥る」問題を指すことになります。(「この」は直前の内容を指すため。)

□細かい点
そのままでも問題はないが、表現上のちょっとした工夫。

・様々なものがある → 種類も多様である。
・言うのだが → 指すのだが
・この問題もそうだが → この問題に限らず
・しっかりと解決 → 着実に解決
・知識を増やし → 学び
・遠い未来に → 早急に (恐怖を感じているはずでは?)
・無くなる → 解決できる

今回は、前回より細かい点まで指摘しています。指摘する箇所が増えているのは、悪くなっているからではなく、論文のレベルが上がっているからと考えてください。

引き続き、頑張ってください。

高校受験ナビ スタッフ
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