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合格できる小論文
添削例(2)の5回目
<小論文>

現在の環境問題は大変深刻となっており、種類も多様である。例えば、地球温暖化、砂漠化、森林破壊、酸性雨などが挙げられる。 
その中でも酸性雨の問題に私は強い関心を持つ。何故なら、酸性雨は人体に影響するからである。酸性雨とは窒素化合物などが反応して、硫酸や硝酸などに変化し、それらが混じって出来た雨のことを指す。これは工場などから排出されたのが原因である。つまり、人間がこの地球環境を悪化させたのだ。人間や人間以外の動物にとって雨とは日々生きていくために必要不可欠なものである。人間はその雨を変えてしまったのだ。これは人間だけの問題ではない。地球全体の問題である。だから早急に解決しなければならない。
このように人間が引き起こした問題は人間自身に降りかかるだけでなく関係の無い、人間以外の動物も巻き込んでいる。つまり、地球全体を巻き込んでいる。地球は人間だけの為にあるのではない。地球に存在するもの全てのものだ。これを仮定に置き、地球全体を考え、様々な取り組みを行うべきである。
添削例(2)の5回目 スタッフによる添削
スタッフによる添削 5回目

これが最後の添削ですから、もう少しよく考えてから送って欲しかったと思います。
でも、他の勉強もあって、余裕がないのかもしれませんね。

前回の添削で書いた次のポイントはしっかり考えてみましたか?
>考えるポイント
>どう酸性雨の問題を解決したいのか
>なぜ酸性雨の問題を解決したいのか

今回の論文でも「どう解決するのか」が曖昧です。

>様々な取り組みを行うべきである。
とありますが、もし「うかりたい。。さん」が「あなたは問題解決に向けて様々な取り組みを行うべきである」と誰かに言われたら、どう感じますか?「様々な取り組みって何?」と思うのではないでしょうか。その辺をさらによく考えてみてください。

全体としては、大変良く書けていると思います。
さらに良くするために「うかりたい。。さん」が身近に感じた酸性雨の脅威(怖ろしさ)が具体例として入っているとよい良いと思います。
地球、地球と出てきますが、基本的に自分の身近な脅威になぞらえて書いた方が「私はぜひこの問題を解決したいのだ」という切迫感をだせます。これは地球について書いてはいけないと言うことではありません。

>排出されたのが原因である。
排出された科学物質が原因である。

前回書いたとおり、小論文の添削は今回で最後とします。
最初に比べて大分良くなったと思いますので、自信を持ってください。
余裕があれば自分の書いた論文と、スタッフの添削をもう一度読み返して小論文の練習をしてください。

(後略)

高校受験ナビ スタッフ
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