「高校受験の面接」では、自分のありのままを語るのが正攻法です。
ですから、もともとまじめで成績も良く、面接を無難に乗り切れば合格できる人は、本当のことだけ言えば良いですよ。
ちなみに「企業に入社する時の面接」で、自分をありのままに語る人はまず落ちますので、将来はご注意を。
さて「正攻法で乗り切ればOK」ではない受験生も多いと思います。
そこで、ここでは面接で得点を稼ぐための秘策を教えます。
それは・・・
相手(面接官や学校)の望む答えを用意する。
です。
これを意識して面接を受けるのと、しないで受けるとでは天と地ほどの違いがあります。
先に注意しておきますが「ウソ」をついて相手にあわせるのは禁物です。
大原則4に違反します。
例えばやってもいない「生徒会の役員」「部活動」「奉仕活動」などを、やったことにするなどは駄目です。
ではどうすればいいのか。
まず志望する高校について徹底的に調べます。
「そんなこと普通の受験生は知らないよ」というところまで調べましょう。
それだけで一歩リードですが、そうして調べていくと「高校の特色」が見えてきます。
「しっかりと自主的に行動できる生徒」・「規則を守って行動できる生徒」・「新しいことにチャレンジする生徒」など、高校によって求める生徒像が違います。
特に私立高校は分かりやすいでしょう。
調べがついたら、あとは高校の望む姿に合わせて答え方を考えるのです。
過去の事実について異なることを言えばウソになりますが、自分の希望や将来のことを、相手に合わせて考えることはウソではありません。
なにしろこれからの事なんですから。
「志望校に合わせろと言われても具体的にどうすれば・・・。」という人のために面接での答え方の例をあげておきます。
ここでは「10の基本質問」の「その2 志望動機の説明」に対する、高校種類別の答え方(自己PR)を考えてみましょう。