さて、回答例中にあった二つのポイントの違いは分かりましたか?
※ポイント1:主観的な事柄(客観的な事実ではない)から、本当に思っていなくても良い。
※ポイント2:客観的な事実だからウソは駄目。
ポイント1のような「主観的な事柄」は言ってみれば「本人がどう思うか。」です。
これは、高校に入ってから変えることもできますし、3年間も通えばおのずと校風に染まってきます。
ですから、ある程度は実際と違っても問題ありません。
それより「高校(面接官)が求める答え方」をすることが大切です。
ただし、高校の求める生徒像と自分の性格が180度(全く)違う場合は、そもそもその高校を志望するべきではありません。
仮に合格して入学しても3年間ギャップに苦しむことになります。
ポイント2は過去の客観的かつ具体的な事実です。
多少の誇張くらいなら許されますが、それ以上のことはNG(駄目)です。
面接官に矛盾をつかれて、ウソがばれたりしたら大変なマイナスになってしまいます。
客観的な事実に関しては、とにかくウソは禁物です。
面接の練習
誰かに面接官役をお願いして、練習してみましょう。
これは家族だと照れてしまうし、お互いのことを知りすぎているため難しいと思います。
学校の先生や近所の人や親戚の人に頼めると良いですが、適当な人がいなければ家族でもOKです。
・落ち着いて丁寧に説明する練習をしよう。
人は普段は想像以上に早口でしゃべったり、略語を使ってしゃべったりしています。
また感情をすぐに顔に出したり、体が動いたりします。
面接でも感情が顔に出るのはある程度は仕方がありませんが、早口や仲間内だけで通用する言葉を使うのはNG。
急に面接仕様にはなれないものです。
週に1回くらいは面接の話し方を練習しておきましょう。
・椅子の座り方や服装などは本番と同様に練習しよう。
練習だからと普段着でやったり、こたつに入りながらやっていては意味がありません。
服装と髪を整え、椅子に座って相手の目を見て話す練習をしましょう。
・敬語の訓練をしておこう
普段から敬語を使って生活すると良いです。
照れくさいかもしれないが、練習と割り切ってご両親に対して敬語で話してみましょう。
普段から敬語の人はこれは全く問題ないですね。
・質問や答え方を覚えるのではなく、よく考えておこう。
きちんと理解して考えておかないと、質問の仕方が違うだけで答えられなくなってしまいます。
予想外のことを聞かれて焦ってしまう可能性も高まります。
面接で志望校が問わんとするところをよく考えて、自分なりの答えを出しておくことが大切です。
あとは自分に自信を持って「Let's Try!」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
受験生の皆さんが面接を見事突破することを祈願します。
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