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                          平成26年度 第2回学校評議員会 報告
                                                                         平成27年2月25日(水)
                                                                           14:5016:50
                                                                           盛岡二高 応 接 室
 
 ○出席者    学校評議員4名(1名欠席) 学校職員9名
 ○日 程     13:30 受付      13:40 授業参観   14:50 評議員会(16:50)
 
 
 1 開会のことば 【副校長】
 
 2 校長挨拶【校長】
   日頃から本校の教育活動に対し、様々なご支援・ご協力を頂き心から御礼を申し上げる。
   学校評議員制度は地域の方々や関係の皆様からご意見を頂戴し学校の運営に反映していくためのもので、P
 TAや同窓会とは趣旨の異なるものでもある。
   6月の第 1 回で頂いた、貴重なご意見・ご提言をもとに今年度の教育活動を進めて来た。これまで、授業評
 価、学校評価を行い、反省会では今年度の活動を振り返り、来年度に向けてどう改善すべきかを検討している。
   今回は、各課の取り組み状況や学校評価等について説明し、ご意見ご助言等を頂き、また、内側では気づき
 にくいことや日頃本校の教育についてお考えになっていることをご指摘ご助言いただきたい。
   今年度の入試志願者の状況について。本校定員は1学年200人。募集要項上は男女募集だが、昭和36年
 3月の卒業生以来男子生徒の在籍はない。推薦定員20人に26人が志願し、20名合格。倍率 1.30 倍であっ
 た。一般入試は、定員180人に245人志願。調整で5人減り最終志願者240人。倍率 1.33 倍となった。
 これからも中学校、先輩、地域の方々の励まし・助言・お力添えを得ながら、中学生が志願したいと思う学校
 にしていきたい。
 
 3 平成26年度学校概況説明 (質疑含む)
   ア 運営方針について【校長】                     (資料:平成26年度盛岡第二高等学校運営方針)
 (1)学力向上・進路実現 「授業第一」
   11月から55分授業を試行。概ね好評である。応用力のつく授業をめざしている。先生方は年間を通して
 授業公開を100%実施。国公立合格者数を伸ばすことが今後の課題。つまり、日頃の授業をとおして総合力
 をつけさせ、合格へ導きたい。
 (2)部活動・特別活動等の隆盛 「東北そして全国へ」
   今年度は、全国大会に、体操・なぎなた・卓球・箏曲・視聴覚・書道が出場した。東北大会へは、ソフトテ
 ニス・バレーボール・囲碁将棋が出場を果たした。
   生徒会役員選挙では、どの役職も競争選挙となり活発に行われた。応援委員は、それぞれ部活動に所属しな
 がら活発に活動した。ますます活躍の場が広がると問いと思う。委員会活動は、通年で活動するもの、季節的
 な活動のものなどがあるが、それぞれよく活動している。
   復興交流事業は、今年度は2度、宮古市田老地区へ出かけて活動した。文化祭収益金の中から、宮古北高校
 に義援金を届けることができた。
 (3)豊かな人間性の育成 「品性を磨く」
   今年度全校602人でスタートしたが4名の転・退学があり現在598人。情報モラルについては、現在の
 ところ大きな問題はないが、引き続き指導していきたい。
 (4)開かれた学校づくりの推進 「連携・協働」
   保護者からは、まだ不足との評価である。これはPTA活動とも関連があると考える。今後とも、広報・情
 報等の発信に努めていきたい。
   非常体制時の生徒保護者への連絡方法については課題である。休日の連絡やHPへの緊急掲載など検討して
 いきたい。
 (5)組織力の向上とコンプライアンス
   様々な情報などを組織的にうまく引き継いでいければ、と考える。
 
   イ 各課取組状況について【各課主任】       (資料:学校概況報告今年度の取組と次年度への改善策)
 (1)総務課
   〇PTA活動の活性化
   昨年よりも参加者が増えた。総会前の音楽部の発表、授業参観、また1年生体育の集団行動の公開は大変好
 評だった。しかし、このような企画が総会の参加へは結びついてはいない。運営の仕方が課題。授業に興味を
 持ってもらい、総会への関心につながると良い。早めの案内も必要。
   4つの委員会(母親・健全育成・研修・広報)は大変活発で参加率も良い。研修旅行は青森方面(青森公立
 大、弘前大、三内丸山遺跡)
                         。母親委員会は今年度盛岡地区の当番校で、中津川辺周辺の散策を行った。盛岡て
 がみ館にも立ち寄らせていただいた。会報も年2回、予定どおり発行した。
 
 
 
 
                                     岩手県立盛岡第二高等学校
   〇文化講演会
   今年は6月定期考査明けの慌ただしい時期を避けて10月に実施した。ソプラノ歌手の野田ヒロ子さんが、
 演奏とお話を交えて講演してくださり、とても印象に残るものだった。来年度も10月に実施する予定。
   〇同窓会との連携
   120周年に向けて連携を始めている。3月に準備委員会を開催予定。多方面からの協力をいただきながら
 平成29年の120周年に向けて出来るだけ計画的に進めていきたい。
   二高祭特別企画展では「ガラスの向こうの白梅」と題して、本校保管のガラス乾板の展示を行った。同窓生
 にも多数ご覧いただけた。これからも新しい企画を考えていきたい。
   「学校へ行こう週間」は二高祭直前から二高祭までの期間で行っている。しかし二高祭準備の日と校内発表
 の日は外している。ややこしい日程なので検討が必要か。今年度の来校者は20名(昨年より少ない)。しかし、
 一日体験入学に参加できなかった中学生が来校したことを考えると必要。 もう少し学校に来ていただくために、
 時期や地域の方々への案内の仕方を今後考えていく。
 (2)教務課
   〇授業研究、評価の改善
   4月から55分授業完全実施になった。55分になってマイナス要因はないと考える。内容や方法について
 は検討が必要。情報・研究課が中心となって行っている授業研究は、年2回全員が授業公開をしている。応用
 力のつく授業をさらに研究していきたい。
   〇主体的な学習態度の育成
   学習記録、生活実態調査を実施し、その結果をどう生かすか考える必要がある。来年度は、実際に行動を起
 こすことが必要。家庭学習時間2時間をやっていない生徒も多い。高校生としては足りない。課題も出してい
 る。平日から安定した学習時間の確保が課題。
   〇開かれた学校づくり
   「一日体験入学」等での担当生徒の態度が良かった。アンケートでも生徒の対応について好評だった。
 (3)生徒指導課
   〇生徒規律の確立
   整容指導を年4回、生活委員を中心に行っている。また、月初めには各HRでも実施。入学時に礼法指導を
 行い、年間をとおして指導している。街頭挨拶指導や交通安全指導は継続して行いたい。
   携帯利用について、使用違反は21件(昨年より+2件) 。また、音楽プレーヤーを聞きながら登校したり、
 自転車に乗る、勉強する、などについて指導し、使用ルールを徹底したい。
   〇生徒会活動の活性化
   全国大会出場7部。生徒会行事の文化祭、体育祭なども成功だった。
   応援委員会は、部活動に所属しながら委員として活動している。今のところ活動が春と夏に集中しているが、
 もっと活躍の場が広がるとよい。
   〇復興交流事業
   今年度は、宮古市に夏と冬2回訪問。延べ100名が参加した。生徒が主体的に活躍する機会。今後も継続
 していきたい。
   〇安全指導の徹底
   PTAや交通安全委員が街頭指導や自転車点検を行っている。
   今年から他校の例を参考に、「交通事故記録カード」を作成し携帯させている。今年度、自転車事故6件。す
 べての事故でこのカードが活用されたわけではない。27年度も配布し、活用方法など指導を徹底したい。
 (4)進路指導課
   〇推薦入試
   国公立大学は 35 名受験し 17 名合格(合格率 49%)
                                                  。合格率は例年と変わらないが、受験者が減ってきてい
 る。また、3年前と比べると県内の岩大・県立大に比べ、県外の国公立大学進学者が減少している。
                 推薦合格者数 (県内国公立大) (県外国公立大)
                       H24年度    16名            15名
                       H25年度    15名               8名
                       H26年度    14名               3名
   要因のひとつとして、学校からの情報発信が少ないので進路が広がらないことが考えられる。学力向上と併
 せて、保護者や生徒への情報提供を工夫することで生徒の選択肢を広げることが大切。
   〇進路意識の涵養
   今年は進路講演会に福島大学の白石豊氏(国際大会メンタルコーチ)に講演をいただき、生徒達はたいへん
 勇気づけられた。
   今年10月に仙台で開催された「夢ナビライブ」に、県の進学ネットワーク事業の一環として1年生全員が
 参加。大学の先生方のミニ講座を受講。たいへん有意義であった。来年も継続の予定。
   〇一般入試指導の充実
   今年3年生模試結果は低い。国数英の指導が学年担当で完結している。毎年の受験指導を引き継ぐ必要があ
 る。来年度が国公立大60名復活の元年になるよう繋げたい。
 (5)保健厚生課
   〇健康管理・安全管理の徹底
   今年度は食育やメンタルヘルスなどの健康教室に加え、学校歯科医に歯科衛生講話をお願いした。今後継続
 していきたい。
   清掃について、生徒が掃除用具の使い方を知らない。基本的な技術を指導する機会が必要と考える。
   避難訓練では、スモーク体験を行った。避難態勢について指導されたことを来年に繋げる。
   今年、保健室利用が急増した。養護教諭の手が回らない状況もあった。適切な利用を指導したい。
   〇保健組織活動の充実
   保健委員会の活動など、時間設定や内容の工夫が必要。
 
                                      岩手県立盛岡第二高等学校
 (6)教育相談課
   スクールカウンセラーは月2回来校。状況に応じてケース会議を開催し、対応の確認やチーム支援について
 話し合っている。
   グループエンカウンターを毎年4回1年生で実施。学年ごとでまとめて行うのは大変。学級ごとに複数回行
 ってはどうか検討中。
   心理検査(QU)や「心とからだの健康観察」も実施している。
 (7)図書課
   年々充実してきている。担当教諭や図書委員の意識が高い。毎年1年生に「赤毛のアン」を全員読書させて
 いる。各種コンクールにも積極的に応募している。図書専任の校務補助員のおかげで、環境整備が整ってきて
 いる。平成27年度は英語の本を充実する。NIEは来年も指定継続。ミニプレ(朝のホールルームで新聞記
 事をもとにした発表)も年間をとおして行っている。
   芸術鑑賞会は、平成27年度は「ヘレン・ケラー」を県民会館で実施予定。
 (8)情報・研究課
   学務システム「スクールベース」を利用してきたが、来年度から県の校務支援システムが導入される。
   授業改善について、OJT方式を活用して研究を推進している。
   学校PRについて、今年度は「学校案内」を一新した。ホームページは月7回のペースで更新(昨年は月5
 回)。ホームページを見てきました、というお客様も増えた。
 
  ウ 学校評価結果について【副校長】
  調査項目は昨年度と同じ。平成 26 年 12 月 12 日15 日に実施。平成25年度との比較をもとに説明。
  ・生徒・保護者の「肯定的な評価」が 90%を超えた項目が5項目あった。
  ・「二高に入って良かった」が高い評価(生徒 85%、保護者 92%)。
  ・
  「地域に貢献している」は大きく改善。 年間通じて訪問演奏の依頼が大変多い。1月の復興交流事業では、
  生徒に任せて考え工夫して活動した。
  ・
  「生徒の居場所となる学校、学級づくり」は改善。きめ細かく面談、教育相談を行っている。行事をとおし
  て学級集団の結束が形成されている。
  ・
  「応用力がつく授業」は不十分(58%) 。本校の最大の課題。授業改善に加え、生徒に対して「本物の勉強」
  について指導する必要がある。授業だけでは理解できない生徒へのきめ細かい指導も大切。
  ・「保護者と連携した進路指導」はやや改善。今年度はいろいろ取り組んだ。  「進路の手引き」の全面改訂。
  3学年PTA進路学習会を早期に実施(4月)  。今後は進路情報の提供について改善が必要。
  ・「PTA活動」は不十分。PTA総会、研修旅行等への参加率向上が課題。
 
 4 懇     談
   【評議員】   県内で他に55分授業を実施している学校は?
   【副校長】   盛岡北高校、福岡高校が実施。従来の45分7時間授業ではまとめの時間をとりにくいとい
              う課題があり55分を選択した。授業時数が少ない教科は、進度の面で課題がある。
  【評議員】    今の3年生は、45分授業から55分授業を経験した学年。影響はどうだったか?
  【教務課】 最初は戸惑ったと思う。時間割は、午前3時間午後3時間。昼休みが以前よりも50分早く
              なったことは生徒には好評。
  【評議員】    今後も55分で進めるのか?この5分は生徒にとっても大きいと思うが、集中力はどうか?
              授業参観を見た感じでは、充分に集中しているように見えたが。
  【理 科】     実験などは、その時間内で完結できるので55分授業はとても有効。
  【英 語】     英語は、小テストや単語テスト、ペアワーク等ができる。今年は試行錯誤の1年だった。
  【評議員】    先生方は、ベルからベルまで授業をしているか?
  【教 務】     移動教室など難しい時もあるが、教員はベルからベルまでしっかり授業している。
  【副校長】    高校では観点別評価が実施される。
  【評議員】    観点別評価と評定の関係に注意が必要。先生方の持っているデータが重要。データや計算方
              法を明確に説明できるようにしておきたい。データをもとに評価を行うことが大切。
  【副校長】    これまでの高校の評価はかなり大まかであり、対応に不安がある。
  【評議員】    最初に評価基準を示しておかないと混乱が起きる。また、教師がきちんと授業中の生徒の取
              組を見ておかないといけない。生徒が評価受けすることを考えてやる場合もある。
  【総務課】    観点別評価については、保護者は十分に理解していないのではないか。
  【評議員】    広報活動やPTA総会での説明も必要だが、通知票を渡す面談での説明が重要。納得しても
              らえるよう、データに基づいた説明を行うことが必要。
  【副校長】    現場で困らないように、県でシステムを工夫している。教員の意思統一が必要。
  【校 長】     神奈川県が実施している。二番手が岩手。来年は全県で28校が試行。
  【評議員】    55分授業は、ゆったり感がある。先ほど見学した生物の授業でも、グループでお互いの考
              えを説明する活動が見られた。
                「ミニプレ」には、NIE指定校ということもあり、大変関心がある。
                県外の国公立大学への進学者が減ってきていることについて。県外にも大学はたくさんある。
              盛岡は便利でここから出たがらないのかもしれない。県外の国公立大学について、もっと生徒
              に対して広く紹介していくのがよいのではないか。
                先ほど、掃除用具の使い方がわからないという話があったが、どういうことか?
  【保健厚生課】ほうき、ちりとりのような用具の取り扱いに慣れていない。世の中に出る前に何とかしたい。
  【評議員】    生活技術が不足しているという点は、家庭でも感じることがある。
 
 
 
                                     岩手県立盛岡第二高等学校
   【進路指導課】生徒は、大学についての基礎知識が欠けている。1,2年生のうちに視野を広げる情報提供
               を行い、考える機会を増やしたい。小論文指導などに力を入れてきたが、その前提となる情報
               提供が必要。
   【評議員】    お話を聞いていると、先生方の仕事がどんどん増えて大変だなという印象。パソコンが入っ
               てますます多忙化になっている。
                 今の時代は男女協働が叫ばれ、女性の活躍の場が増えてきている。PTA総会に会員が集ま
               らないのは、両親が働いていることも要因。父と母どちらかが、きちんと子供に関わっていけ
               る社会体制ができることを願う。
                 進路については、各自で情報を得て、得意分野に早くから視野を広げてほしい。
                 学校評価で、「二高に入れて良かった」という評価がとても良い。すばらしいことだ。あとは、
               もう少し生徒のがんばりがほしい。文化的な活動などはすばらしい実績がある。授業のところ
               で、切り替えを大切にして時間を大切にしてほしい。予習してから授業に出るという姿勢が大
               切だと思う。
                 社会に入ると、高校時代に習ったことが生きてくる。今は複雑な世の中だが、二高生にはい
               ろいろな世界で活躍してほしい。
   【副校長】    社会で輝く人間の形成のためには、偏らない教育が大切。
   【評議員】    二高の受験倍率が上がっている。
   【副校長】    熱い期待を感じるが、その分期待を裏切ったらこわい。それは先生方も感じている。二高の
               人気が高いことで生徒達の顔つきが変わってきた。期待に応えていかないと、評価はあっとい
               う間に逆転する。
   【評議員】    授業を見ると、おとなしい印象だ。もう少しはじけてもよいのではないか。以前は、とても
               元気が良かった。ひとりひとりを大切にして丁寧に授業をしていてすばらしいと感じる。これ
               こそが二高ブランドかなと思う。
                 120周年ということは、市内では古い方か?
   【副校長】    一高が130周年。二高が120周年。盛商が100周年。盛農は一高より歴史が長い。白
               百合は明治28年創立。
                 図書館は、ご覧になってどうだったか?
   【評議員】    すばらしい図書館だと思う。生徒も大勢本を借りに来るし、環境も良い。
   【副校長】    環境整備は、人がいないとできない。今年から校務補助の方がきて、環境整備が進んだ。
   【評議員】    今の時代に、本の貸し出しが増えたのはすごいことだと思う。
   【副校長】    特定の生徒ではなく、まんべんなく全校生徒が借りている。大学の推薦入試などで、小論文
               の問題が出るが、中身のある文章を書くには、使いこなせる知識になっていなければならない。
               本に親しむことは学力向上につながる。
                 多くの高校では、図書館が書庫になっている。もったいないことだ。
   【評議員】    学校評価の「二高に入学してよかった」について、具体的に何が良かったのか?
   【生徒指導課】二高では「よけいな気を遣わなくてすむ」  「自分らしくいられる」と言っている生徒が多い。
   【評議員】    女子だけだと派閥や「いじめ」があるイメージがあるが。
   【副校長】    むしろ逆ではないか。女子だけの環境では、かえって派閥や「いじめ」は起きにくい。
                 二高生は、市内の生徒7割、近隣(滝沢・西根)や県内各地からも毎年来る。
                 生徒は、「楽だ、気をつかわなくていい」と言うが、学習面でもう少し競争意識がほしい。
   【進路指導課】今年度、就職1は市役所1名。民間は0名。専門学校は全体の1割くらい。進路目標は高いが、
               それに学力が追いついていない。
   【校 長】     女子の集団だが、いがいがしていない。6割7割国公立大を志望。国公立大60名の目標
               と「ほんわかした雰囲気」をどう繋げるか。良い生徒達を先生方が穏やかに引っ張っている。
               もう少し勉強したらもっと世界が広がる。運動部所属は4割で文化部が6割。部活動の時間が
               少ない生徒がもう少し勉強すれば他の生徒も頑張るのではないか。良い意味で、みんなで頑張
               ろう!と持っていければいい。二高に「ガツガツ」は向かない。もっと良い方法で力を伸ばせ
               ればと思う。
   【事務長】    きれいな学校という印象。良い環境だと思う。生徒もきちんと挨拶できる。生活態度も良好。
               伝統の白梅乙女として学ぶべきことがあり、生徒に希望を託して生活している。卒業生も多く
               遊びに来る。二高の良さを壊さずにいきたい。
                 校舎破損はここ数年でガラス1枚と聞いている。近所からの苦情はあまりないが、グラウン
               ドの砂や樹木の害虫などに注意している。近年は、用務員さんが落ち葉を清掃していると、お
               礼を言われることもある。地域に溶け込んだ形でやっていると思う。
   【評議員】    白梅の大先輩方から、二高は今どのあたりに位置しているのか?と聞かれることがある。先
               輩方は、いつも二高生を気にかけていて、街で制服を見かけただけで目尻が下がる。自分から
               「二高の卒業生です」と言う方もいる。先輩方は今の二高に期待している。
   【副校長】    生徒が募金などしていると、「私も二高なのよ」と声をかけていただくことがある。
   【校 長】     生徒達は、こんなふうに周りから見守られていることを気づくこともあると思う。自分たち
               が頑張ることで期待に応える、後輩達に引き継ぐということが大切。授業についていろいろな
               意見をいただいことを教職員に伝えて来年に繋げていきたい。本日は貴重なご意見をありがと
               うございました。
 5 そ の 他
 6 閉会のことば 【副校長】
                 「学校評議員会資料」「平成26年度 盛岡二高PTA通信」 (第一・二号)
   配布資料名
                 「平成26年度白梅同窓会報」(第5号) 6校時授業一覧       平成26年度HP資料
 
 
                                      岩手県立盛岡第二高等学校