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令和5年度 第2回学校運営協議会 議事録
 
 
 1   日 時 令和5年8月30日(水)15:2016:20
 
 
 2   場 所 盛岡第三高等学校 大会議室
 
 
 3   出席者 8 名/14 名
      (自治会代表、PTA 代表、行政関係、地元企業、近隣小中学校校長、同窓会代表、本校校長)
      土川 敦        及川正彦      岡田富士子      木下伸一      桜ひろ子
      高橋裕美       森 理彦       木村 基(本校校長)                             (敬称略)
 
 
 4   内容
 (1) 議題
      ア 参加型授業について
      イ 部活動について
      ウ 学校広報について
      エ 文化祭1について
      オ 自転車乗車時のヘルメット着用について
      カ その他
 
 
 (2) 報告および意見交換(生徒会執行部3名、副校長、各課課長がオブザーバーとして出席)
      ア 参加型授業について
          【経営企画課主任】
             本校では参加型授業を導入している。授業にペアワークを多く取り入れるとともに、近年 ICT
          機器が整備されたことに伴い、プロジェクターやロイロノートをなども積極的に活用している。
          また、校内で月に5,6回ほど互見授業の機会を設ける一方、参加型授業通信を発行して教員同
          士で情報交換を行い、より良い授業に向けての改善に取り組んでいる。
          【委 員】
          ・授業を見学させていただいた。英語の授業では、プロジェクターで学習内容を投影しながら進
             め、発問を行い、短い時間で生徒が回答をしていた。生徒の意見がよく取り入れられ、クラス
             全体が理解して進んでいた。工夫されていると感じた
          ・古典の授業では、グループをつくり、調べ学習→確認を繰り返していた。生徒の集中力も高ま
             り、理解も深まり、効果的だと思った。体育の授業のダンスもテキパキと動いていた。ダンス
             をすることに躊躇している様子の生徒が見られなかった。
          ・小グループでのディスカッションは、少人数で話すため、印象に残り、学習内容をよく吸収で
             きると思う。今後も継続して学力の向上に続けていただきたい。働き方改革により、労働時間
             の削減に取り組む中、授業の質の確保をする教員の工夫や努力も大変であると感じた。
          ・教室が狭いと感じた。教室のスペースの多くが机で埋まっていた。
       ・協議会の資料として参加型授業通信を事前に読ませていただき、授業がどのような資質、能
          力を育成することを目的に行われているかを知ることができ、大変勉強になった。またこの
          通信を目にしたい。
      【会 長】
        ・オブザーバーの生徒会執行部から授業の感想や要望点を話していただきたい。
      【生徒会執行部】
        ・ペアワークやグループワークが取り入れられており、他の人の意見を知ることができ、学習
          内容を深めることができる。
                                  「総合的な探究の時間」でも多くグループ活動が取り入れられ、
          広く深く探究に取り組むことができる。
        ・教科全般において、事前に予習したことを話すことが増えた。外国語の授業では、自分が外
          国語で発言したり、ペアで対話をしたりすることが多くなった。学習内容が記憶に残りやす
          くなったと感じる。
        ・参加型授業では他の人の意見を知り、視野を広げることができる。中学校とは異なり、小テ
          ストや課題の提出がオンラインで提示される。今日は英語の単語テストと数学の再テスト
          が重なり、準備にやや苦労した。早く予定を出してもらえると助かる。
      【会 長】
        ・ICT の授業の準備は、教員にとって時間がかかり、負担ではないかと感じるがどうか。ま
          た、参加型授業の実施にあたりどのような工夫をしているか。
        ―――・ICT 機器を使い慣れている教員の授業を見学すると、プレゼンのベースを一つつく
                ると、他のクラスの生徒へも同じものを活用できるメリットを感じた。時間も板書よ
                りかからない。自身も使いこなしたいが、研修時間の確保に苦慮している。
             ・授業において生徒の思考を促すポイントは、変わらないと思っている。ICT を活用す
                るか否かによらず、本時の学習内容で何を討論させて理解を促し深めるのか、ポイン
                トを外さないことが重要であると考えている。
             ・先進校として、ICT の限界や課題を前もって押さえて準備を行うことが大切である。
      【委 員】
        ・参加型授業通信の中で、他校視察の感想で「どの高校でも全般的に生徒が疲弊している」と
          いう記述があった。生徒が疲弊してしまうのは残念。本校生徒は疲れていないだろうか。
      【生徒会執行部】
        ・入学して5ヶ月となり、学校に慣れてきたが、正直、多少の疲れはある。
      【委 員】
      ・同級生の子どもの様子からは、三高生は高校生活を楽しんでいると感じた。自分たちの時代と
        は変わり、楽しんでいると思っている。
 
 
 イ   部活動について
      【委 員】
      ・勤務時間の削減に取り組む中、学校側は部活動指導をどのように工夫しているか。
      ―――平日の活動時間は2時間程度であり、各部顧問は効果的な指導に努めている。生徒の学習
            時間と指導者の休養を確保するため、年間を通し土日どちらかを休日にするとしている。
      ・中学校では部活動の地域移行も話題になっているが、本校ではどのような状況か。
      ―――部活動指導員や外部コーチ等 20 名以上が指導しているが、本校ではまだ学校教員が部活
            動指導の中心である。
 
 
 ウ   学校広報について
      【副校長】
      ・第1回運営協議会における委員からのご意見を受け、学校広報を発行している。現在は高松4
        丁目町内会に 55 枚印刷、回覧させていただいている。月に1回ほど発行している。
                                                                                  「note」を
        もとに写真を多くして地域の方々に見ていただいている。
      ・なかなか発信する機会がないのだが、写真を通して学校の様子を見ていただいている。広報に
        もあるとおり、緑が丘小学校2年生から、盛岡三高に見学の希望があり、探検していただくな
        ど、近隣の小学校ともつながりを持つことができている。今後も月1回の発行を継続したい。
      【委 員】
      ・カラーで見やすく、良い。終了事業の記事だけでなく、今後の予定や予告があればありがたい。
      ・吹奏楽部の定期演奏会などのチケットの案内などがあれば良いのではないか。
      ・
      「note」で三高祭の様子を拝見することができ、ありがたい。
 
 
 エ 文化祭2について
      【生徒会執行部】
      ・今年度の文化祭3は「燎(かがりび)」をテーマに実施した。4年ぶりの通常開催であったが、
        要所でのコロナ対策を行い実施した。昇降口には寄せ書きコーナーを設け、来場者の方皆さん
        が文化祭4に参加できるよう工夫した。アレルギー表示などの配慮も行いながら模擬店も実施
        した。生徒はもちろん来校者の笑顔が見られた。文化部の展示も行われ、盛況であった。
      ・今年度からスマホの使用が解禁された。プライバシーに配慮した上で思い出を写真に残すこ
        とができ、好評であった。しかし、生徒会の反省点として、来場者の前でスマホを使用する生
        徒が目立ち、印象が悪くなってしまった点があげられている。来年は場面や使用する頻度など
        に配慮してスマホを使用することで、来場者に一層気持ち良く過ごしていただけるよう、改善
        したい。
      ・4年ぶりの開催であったが、過去の通常開催の年度に遡って資料を調べながら、生徒の意見を
        集約して実施することができた。
      【委 員】
      ・文化祭5が4年ぶりに通常開催された。昨年は内部公開の文化祭6を拝見した。今年は見学でき
        なかったが、一般公開で 1400 名以上が来校したとのこと。是非見てみたかった。
      ・三高は、
              「note」に情報を発信していたので、文化祭7の開催を知ることができた。
      ・文化祭8「三高祭」の開催について、地域への周知が不十分であった。地域の小中学生が盛岡三
        高に憧れを抱く機会でもある。学校広報での予告や、在校生に出身中学校や小学校にポスター
        を持って行ってもらうなどの工夫も有効であると考えられるので検討していただきたい。
 オ 自転車乗車時のヘルメット着用について
      【委 員】
      ・どれくらいの生徒が自転車に乗ったときにヘルメットを着用しているのか。
      ―――三高生全体では4月時点に34名の生徒が着用している。自転車登校生徒の1割に満た
         ないが、近隣の高校の中では着用率は高いようである。
 
 
 カ   その他
      ・ある新聞報道で、県内で子育てをしている保護者の中では、自分の子どもをどこの高校に入
        れたいかという記事があり、盛岡第三高校が最も人気を集めていた。誇らしく思う。また、今
        夏の野球部の活躍を、非常に嬉しく感じた。