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取得日:2024年03月21日[更新]

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                                平成26年度 第1回学校評議員会
                                           <会議録>
 
 日 時 平成26年6月10日(火)15:0016:40
 場 所 水沢高等学校大会議室
 出席者 学校評議員5名、学校教職員15名
         学校評議員、校長、副校長、事務長、総務主任、教務主任、生徒1指導課副主任、進路指導主事、
         保健厚生課教育相談担当、図書主任、情報広報主任、SSH 理1主任、1学年副学年長、2学年長、
         3学年長、学科主任(理2科)
 次 第
  1 開会のことば
  2 校長あいさつ
  3 出席者自己紹介                                      (学校評議員・学校教職員)
  4 平成26年度学校経営計画について                    (校長)
  5 協議(説明、質疑、提言等)
  (1)教育活動全般について(各分掌の目標等)           (各分掌・学年担当)
  (2)教育相談体制について                             (保健厚生課)
  (3)その他
  6 その他
  7 閉会のことば
 
 
 ■協議事項
  1 学校経営計画について
  (1)学校経営計画の目標を達成するために、個々の教員のいわゆる Do の具体的プランはどうなっているか。
  (回答)学校経営計画に関連し、総務、教務、進路指導などの分掌及び各学年、各教科などでそれぞれ目標を
          設定し、4月の職員会議で共通理解を図って進めている。
  (2)役割分担の目標には「目指す」や「図る」とあるが、より分かりやすい3値を目標に掲げてはいかがか。
  (回答)分かりやすい目標設定に努め、2月の第2回学校評議員会で報告したい。
  (3)評議員会資料は、グラフを用いて経年変化を示すなどビジュアルな手法で作成するとよい。
  (回答)2月の第2回学校評議員会では意見をもとに工夫した資料提示としたい。
 
 
  2 進学指導について
  (1)成績上位者について、かつては学習合宿等で実力養成をしたが現状はどのようになっているか。
  (回答)個別の添削指導や教科によっては上位者対象の課外を実施しているが、合宿は実施していない。また
          昨年から本校を会場とする自習会を実施している
            一方、本県では県政課題である医師、弁護士の養成を視野に「いわて進学支援ネットワーク事業」が
          展開されており、本校だけでなく進学校各校が主管校となって、たとえば盛岡第一高校に生徒2を全員集
          めて勉強したり、一関第一高校に集めたり、花巻北高校に集めたりと県立の高校が学校の枠を超え、ス
          クラムを組みチーム岩手で難関大、超難関大、医医を志す生徒3の支援を行っている。
  (2)自分が生徒4の頃は国立文理に加えて私立文系クラスがあり、このコースは共通一次を受験しなかった。
          現在は全員に大学入試センター試験を課すが、志望によっては科目を絞って学ばせることもあるのか。
   (回答)本校では現在、私立文系のクラスやコースは設定していない。私文系を希望する生徒5がコースを作れ
         るだけの人4がいないということ。また、大学入試センター試験では全員が5教科7科目を受験してい
         る。単に志望校合格のみならず、学校で受けている授業に最後まで取り組ませ、さらに大学に入ってか
         らの実力養成という観点から5教科7科目を受けることで指導している。本県では他の進学校もほぼ同
         じスタンスで取り組ませていると認識している。
   (3)保護者の中には、部活動が学習時間を妨げているとの意見もあると聞くが、本校の位置づけは?
   (回答)部活動と学習との両立は確かに苦しい場面もあると思うが、その状況で部活動を最後までやり抜く価
         値観が自らの勉強に生かされ進路実現に繋がっている生徒6が多くいると認識している。実際、応援団や
         部活動で活躍した生徒7たちが志望大学に合格している。東北大学の入試担当者は、この文武両道の取組
         について、大都市圏の高校にはない東北の学校のよさ・強みととらえていた。
 
 
   3 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)について
   (1)SSH 及び ILC の推進に関わって、理学系への進学希望の生徒8はいるか。
   (回答)各学年に3ないし6名の希望者がいる。
   (2)それだけ希望者がいることは当地域の ILC 誘致推進の観点からもうれしく思うが、一方で SSH に指定さ
       れたことで、理学系で学びたいという生徒9が極端に増えたという感じがしないがいかがか。
   (回答)SSH 指定を受けての進学実績となると難しいところはある。SSH 事業は科学技術系人材の育成をねらい
       としており、現在、文科省から SSH 指定を受け様々な事業に取り組んだ卒業生たちの就職先や、その中で
       科学技術系に進んだ割合などを把握するようにとの指導がある。ただし、文科省は、SSH 事業は進学実績
       を上げるために行っているのではなく、
                                         あくまでも科学技術系の人材育成のためのものであるとしている。
       いずれにしても、本校の SSH 主対象であった生徒10たちの特に大学卒業後の進路先について、今年度調査し
       ようと考えているところである。
   (3)SSH 指定から年5が経ち、だいぶ努力して実績を積んでいると認識している。講演会等では「失敗から
       学べる生徒に育てる」という視点で講師を選定することも考えていただきたい。
 
 
   4 その他
   (1)目標の中に「教師の授業力向上」とあるが具体的にどういうことをしているのか。
   (回答)外部の研修会への参加や、校内での授業研究会を実施している。今年度は校内授業研究会の回6を多
         くしようということで7値目標を例年より高く設定した。
           又、生徒による授業評価を実施し、生徒の率直なところを教員に情報提供し改善に活かしている。
           進路関係でも、県の進路に係る教科指導の研修や、予備校での受験教科指導の研修に参加している。
   (2)生徒には将来、地元市民として活躍してほしい。そのため保育園の子どもたちとふれ合う体験ができる
       場を提供するなど協力していきたい。
 (回答)いくつかの保育園からは、例年、お楽しみ会や七夕会などのお手伝い(ボランティア)の要請があり、
       希望生徒が参加しており、場の提供はたいへんありがたく思う。
   (3)図書館利用について、本の貸し借りより勉強で使う方が主であると理解してよろしいか。
   (回答)勉強のスペースとしての活用の割合は高い。図書利用も大事なことであり引き続き推進していく。
   (4)生徒が充実した学校生活を送るため、生徒に関わる人間(親、教師、教育関係者、地域住民など)が、
       何ができるか考えることが大切である。