校長挨拶
茨城県立藤代紫水高等学校長 井上 正治
「活力があり、生徒も教職員もともに幸せで楽しい学校」をめざして
〜新たなる伝統の創造に向けて〜
茨城県立藤代紫水高等学校のホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
◎ 本校の特色
本校は、1982（昭和57）年創立で、昨年10月1日には創立40周年を迎えました。それにあわせて、制服をリニューアルしました。
校舎は、JR常磐線藤代駅から3.4?、北に紫峰筑波山を望み、南に小貝川が流れる緑豊かな山紫水明の地にあります。
1学年普通科6クラス、3学年全体で約700名の生徒が学校生活を送っています。約57,000?に及ぶ広大な敷地には、全普通教室に冷房を完備した本館や特別教室棟のほかに、野球場とサッカー場が独立したグラウンド、ハンドボール場、体育館、プール、部活動の合宿等に利用している紫水会館（共同宿泊施設）などが配置され、大変恵まれた教育環境の中で、本校生は学習活動や生徒会活動、ホームルーム活動、部活動、探究活動等に取り組んでいます。
◎ 人間性豊かな教育活動の推進
本校では、「SHISUI PRIDE」という紫水生としての誇りを体現する言葉が息づき、校内のいたるところで元気な挨拶が交わされています。
こうした溌剌とした雰囲気の中、「知性を磨き、心を豊かにし、じょうぶな身体をつくろう」の校訓のもと、私たち教職員は「地域に貢献し、地域に信頼される生徒を育むために、一人一人に誠実に向かい合う」をモットーに、生徒が主語となる教育活動を展開し、知・徳・体のバランスのとれた豊かな人間性にあふれた青年を育ててまいります。
◎ 一人一人の進路実現への支援
教育課程（カリキュラム）は、1年生では共通の教科・科目を履修しますが、2年生以降は個々の進路希望に応じたコース分けを実施し、生徒の多様な進路実現に向けて全力でサポートします。
2年生後半からは進路指導部の教員が一人一人と進路面談を行い、進学・就職1に向けて、手厚く丁寧な進路指導を行います。また、進路目標に合わせたサポート課外のほか、4〜7月にかけては進路研究のために大学の説明会に行くのではなく大学の先生に来ていただく「一日一大学説明会」（約40大学）や年間30回の外部講師による公務員講座などを実施しています。
◎ 活発な部活動・生徒会活動の展開
本校における3年間の高校生活は、心も身体も大きく成長し、大人へと脱皮していく最も大切な時期であり、同時に人として社会生活を営む上で必要な資質と能力を養うのもこの時期であると考えています。そのために、部活動や生徒会活動が果たす役割は大変大きいと考えます。
高い部活動加入率に加え、ハンドボール部は全国高等学校総合体育大会に17大会連続出場し、国体や全国選抜大会を含めて全国優勝3回、準優勝7回という結果をあげています。また、書道部は文化部のインターハイといわれている全国高等学校総合文化祭に茨城県代表として13年連続で選出されています。
「高い志」や「夢」を持ち、成功体験だけでなく挫折を経験しながら、さまざまな課題や変化に対し、知恵や知識をしぼり、乗り越えていく力を養ってほしいと思っています。信頼される健やかで生き生きとした青年の育成をめざしてまいります。