ごあいさつ
千葉県立小金高等学校のウェブページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は、1965(昭和40)年に開校して以来、近隣の学校・地域の皆様・保護者・卒業生をはじめ多くの方々に支えられながら、県北西部の中核校の一つとして歩みを進めてまいりました。教育実践においては、「誠実和敬を学校生活の信条とし、質実剛健・積極精進の気風を発揚して、気品ある校風の樹立に努めるとともに教育内容の充実に重点をおく」ことを目標として掲げ、1万8千人を超える卒業生の多くが広く各界で活躍しています。また、時代の要請や地域のニーズに一層的確にこたえていく教育を推進するため、2016(平成28)年から「進学を重視した総合学科」を設置する学校として新たな歴史を刻み始め、進学実績等にその成果が表れています。
現在、毎日45分の7限授業を実施することや、長期休業中の補習、定期考査一週間前の補習などを丁寧に積み重ねて基礎学力の定着を図るとともに、ICTを積極的に活用するなどアクティブ・ラーニングの要素を取り入れ、一層充実した授業を作っていくことを目指しています。2年次から4つの系列に分かれて学びますが、進路実現を目標とした学校設定科目も多く用意してあり、進路希望に合致した系統だった科目選択が可能です。
さて、人生100年時代といわれるようになりました。ただ、その100年は、穏やかなものではなく、激しい変化にさらされるものと覚悟しなければならないようです。ICTの急速な発達等に伴い社会構造そのものの在り方が変化を続けていることに加え、気候変動や地政学的なパワーバランスの流動化など、私たちの生活に直結し大きな影響を与えるであろう要素は枚挙にいとまがありません。また、新型コロナウイルス感染症のパンデミックを契機に、国家の役割や優先されるべき価値などについて、世界中でさまざまな「問い直し」が提起されてもいます。コロナ後の社会は、これらの問の答を求めて試行錯誤を繰り返しながらコロナ以前から始まっていた変化を加速させていくものと思われます。
将来を予測することが極めて困難な時代を生きる皆さんは、社会の変化に受け身で対処するのではなく、自ら課題を発見し、他者と協働してその解決を図り、新しい知・価値を創造する力を身に付けていくことが望まれます。
そのゆるぎない基盤を築く学びが、小金高校にはあります。
生徒たちは、進学に向けた体制が充実し、部活動や学校行事も存分に楽しむことができる小金高校で、充実した高校生活を送っています。
皆様も学校説明会等にぜひ足をお運びいただき、小金高校の今を感じてください。ご来校をお待ちしております。