〒 270-2221 千葉県松戸市紙敷1199
三部制(午前部・午後部・夜間部)の定時制
校長室だより
入学許可候補者説明会が行われました(3月11日)
令和6年3月11日(月)、入学許可候補者説明会が行われました。出席した皆さんは緊張した面持ちで、本校職員からの説明を聞いていました。この心地よい緊張感を入学後も忘れないでいてほしいと思います。
今回は入学に際しての心構えや、学習活動、学校生活全般について、教育相談や保健関係、事務手続きなどについて説明がありましたが、どれも新入生の皆さんが高校生活をスムーズにスタートさせるためのアドバイスとなります。配付された「サンスクールライフ」の内容と併せ、もう一度確認しておいてくださいね。
△教頭先生からは、中学と高校の違いを通して、入学するにあたっての心構えについて説明がありました。
梅に鶯(うぐいす)?
「梅に鶯(うぐいす)」ということわざは、取り合わせが良く、美しく調和するもののたとえで、縁起が良いものを表現する際に使われます。また仲の良い間柄のたとえにも使われます。
本校の正門の前に梅の木がありますが、ふと見ると「山手線の色(黄緑)」をした可愛らしい小鳥が梅の花をついばんでいました。「梅に鶯(うぐいす)」と言いたいところですが、この小鳥はウグイスではなくメジロだそうです。
ことわざに「梅に鶯」とあっても、実際には咲いている梅にウグイスが来て止まることはほとんどないそうです。ウグイスの主な生息場所は藪(やぶ)の中で、とても警戒心が強く、鳴き声が聞こえるときには姿がほとんど見られないとも言われています。
さて、三月に入っても、まだウグイスのさえずりを耳にしていません。いつ頃、聴くことができるでしょうか。
鶯の 声澄む天の 青磁(せいじ)かな 川端茅舎
【意味】鶯の澄(す)んだ鳴き声が響いている、その空はまるで青磁(せいじ)のような美しい青だ。
【注】青磁とは、美しい青緑色が特徴の焼き物の一種です。
△見えにくいですが、画像の右上にメジロがいます。 △画像のまんなかより少し上の所にいます。 ▽「いらすとや」より
「春の使者」がやってきました。
三寒四温とはよくいったもので、しばらく暖かい日が続いていましたが、この数日は一転、底冷えのする日が続いています。本日(3月8日)の早朝はけっこうな量の雪が降りました。それでも着実に春はそこまで来ています。
さて、昨夜、退勤しようとしたところ、職員玄関に、「春の使者」とも言われる「ふきのとう」が置いてありました。ふきのとうは、冬が終わり雪解けが終わる2~3月頃にいっせいに芽を出すことで、春の訪れを教えてくれることから「春の使者」と呼ばれています。
以前も当欄で、ゴーヤを御紹介したことがありましたが、本校の理科の先生が校内で収穫した野菜を、生物室の前や職員玄関に置いてくださっています。下の画像はその様子です。
「春は苦みを楽しむ」と言って、春は苦いものを食べるのが良いと昔から言われています。それは、ウドやフキ、タラの芽、つくしなど、春の山菜には「苦みの成分」であるポリフェノールや、ミネラルが豊富に含まれており、様々な効能があるからです。ポリフェノールは、動脈硬化、生活習慣病の予防など、健康と美容に効果的です!今日の夕ご飯に山菜の天ぷらなどを出してみてはいかがでしょうか。
△職員玄関にあった「ふきのとう」 △3月8日、雪の下から顔を出したふきのとう
雪に耐えて梅花麗し
松戸南高校の正門近くにある梅の花が見ごろになりました。梅の花を見ると、私はいつも「雪に耐えて梅花麗し(ゆきにたえてばいかうるわし)」という言葉を思い出します。厳しい雪の寒さに耐えてこそ、梅の花は美しく咲くことから、「人間も、多くの困難を経験してこそ、大きなことを成し遂げられる」という意味になります。皆さんも、時には、つらいことや苦しいことに出会うかもしれません。ですが、その苦労が、きっと皆さんを成長させてくれる糧(かて)となるはずです。
かのイチローさん(野球1選手)も、「壁というのは、できる人しかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁があるときはチャンスだと思っている」と言っています。「壁」というのは、人の前に立ちはだかる「困難」や「試練」のたとえです。
「つらいなぁ」「苦しいなぁ」と感じるときがあっても、校門の梅の花を見て、元気になってほしいなと思います。
縁の下の力持ち
縁の下の力持ちとは、「陰(かげ)で他人を支える努力や苦労をする人」という意味です。 表舞台に立ったり目立ったりしなくても、見えないところで頑張ってくれている人のことを言います。
今日は学校技能員さん(用務員さんのことです)が、廊下のPタイルを修繕してくださっていました。タイルが欠損していると見た目が悪いだけでなく、つまづいて転ぶ危険性もあります。生徒や先生方が怪我をしないよう、皆さんがテストに臨んでいる合間を見て、技能員さんが一生懸命、新しいタイルに張り替えていました。
本校には3人の技能員さんがいらっしゃいますが、校舎内の修繕だけでなく、清掃や、校庭の整備、学校敷地内の庭木の手入れなどをしてくれています。生徒や先生方が、安全安心でかつ快適に学校生活を送れるように、「縁の下の力持ち」として環境整備を行ってくださっています。この場を借りて御礼申し上げます。
入学者選抜の出願が終わりました。(2月9日)
千葉県の高等学校入学者選抜の願書の受付が2月6日(郵送は2月1日から)から始まり、昨日の2月8日の正午をもって出願を締め切りました。コロナウイルス感染症が5類になったことからか、今年は持参による出願が多いように感じました。提出書類等の確認もあり、長くお待たせした受検者も多かったことと存じます。この場を借りてお詫び申し上げます。
出願に来た受検者は、皆さん緊張した面持ちで受験票の発行を待っていました。在校生の皆さんは、自分が出願したときのことを覚えていますか。そして受検のときや合格発表のときの緊張感、合格したときの喜びを覚えていますか。
学校生活に慣れるのは大事なことですが、適度な緊張感は持ち続けてほしいと思います。遅刻が増えた、欠席が増えた人、欠時オーバーにならなければいいと考えている人は、今一度、入学前の初心を思い出してほしいと思います。
今日はテスト3日目です。この3連休を有意義に過ごして、残りのテストに全力で臨んでください。
先生方が雪かきをしてくださいました。(2月6日)
昨日(2月5日)発令された大雪警報も解除され、公共交通機関も平常どおりでしたが、生徒が安全・安心に登校できることを考え、授業の開始を遅らせることにしました(9:30授業開始です)。生徒の皆さんは、路面が滑りやすくなっているので、足元に気を付けながら登校してください。
転倒した際の怪我の防止のためにも、両腕が自由に使えるリュックサック型の鞄(かばん)で登校することをお奨めします。また寒いからといって、ポケットに両手をいれながら歩くのは危険です。寒い場合は手袋をはめましょう。また足元がぬかるんでいるので、靴(くつ)はゴム底にし、替えの靴下を持ってくるのがベストです。濡れたままの靴下だと、体が冷えてしまいます。明日からの定期考査に万全に臨むためにも、体調管理には気を付けてください。
今朝は、生徒の皆さんや、受検生の皆さん(本日は高校の出願日です)が、安全・安心に学校に来られるように、先生方が雪かきをしてくださいました。中には朝6時頃から、雪かきをしてくださった先生もいらっしゃいます。副校長先生も、学校手前の信号のところまで、雪かきをしてくださいました。皆さん、どうも有難うございました。
積雪が心配です。
2月5日(月)、南岸低気圧の影響で、関東地方は広く雪が降っています。この雪は夜中まで降り続くそうで、都心でも10cm程度の積雪が予想されています。明日の朝は路面の凍結が心配されますが、登校してくる生徒が困らないようにと、先生方が融雪剤(塩化カルシウム)をまいてくれました。雪が降りしきる中、有難うございました。
6日(火)は公共交通機関が乱れることも予想されますので、登校するときは、最新の天候情報と、電車やバス等の運行状況をしっかりと確認してください。また路面等もすべりやすくなっていると思いますので、道を歩くときは?歩幅(ほはば)をせまく?足は真上からおろし?足の裏から接地する「ペンギン歩き」を心がけてください。
なお、6日(火)の授業措置等については、原則、生徒手帳の20ページ「登校障害にかかわる措置について」のとおりですが、「マチコミ」や本校ホームページの「トップページ」を常にチェックしてください。
豚の腎臓(じんぞう)の観察(生物基礎の授業)
令和6年1月31日(水)、午後部の生物基礎の授業を拝見しました。今日の授業は、豚の腎臓(じんぞう)の解剖(かいぼう)と観察です。
私たちは大事なことを「肝心・肝腎(かんじん)」と言いますが、肝臓と心臓や腎臓は、人体にとって欠くことのできないものであるところから、「最も重要なこと」の意味を持つようになりました。それほど、私たちにとって重要な腎臓の仕組みを、今回の解剖をとおして学ぶことになります。
豚の腎臓を使用する利点は、人の腎臓とほぼ同じ大きさであることと、食肉用として販売され、安くて手に入りやすいことです。腎臓は「そら豆」のような形をしていると言われますが、確かに豆の形をしています。食肉用の豚の腎臓は「まめ」と言うそうです。ただ、私は最初に見た時は豚の肝臓(レバー)だと思っていました。
以下に、授業の様子を報告しますが、解剖が苦手だな・・・という人も、食肉(豚のお肉)だと思って御覧になってください。
それでも苦手だな・・・という人は、これ以降のスクロールはお控えください。
【生物基礎の授業の様子】
焼き芋は「ねっとり」派?「ほくほく」派?
令和6年1月29日(月)に、午前部4年次では、落ち葉を集めて「焼き芋」をつくりました。サツマイモを濡れた新聞紙とアルミホイルでつつみ、清掃活動で集めた枯れ葉で、じっくり焼いて完成です(枯れ葉を焼くことについては、ちゃんと松戸市と消防署に届けを出しています)。
私も焼き芋をいただきました(画像)が、蜜がたっぷりのとろっとろの、「ねっとり」系の甘味たっぷりの焼き芋です。私は個人的には「ねっとり」系より「ほくほく」系のサツマイモが好きなのですが、いただいたお芋は美味しくいただきました。
サツマイモは、繊維質も豊富な美容食です。ビタミンも豊富で免疫力も高めます。寒い冬を乗り切るには、うってつけの食材ですね。
皆さんは、サツマイモは「ねっとり」派ですか?「ほくほく」派ですか?現在は、「ねっとり」派の方が主流みたいですよ。
今年度は昨年度に引き続き文芸部とのコラボレーション作品を文化祭にて上演しました。まずはじめに演劇部が上演したい作品のテーマなどを伝え、それをもとに文芸部が台本を完成させる、といったやり方です。30分弱という短めの公演ですが、夏休みを中心に稽古していた甲斐もあり、無事に本番を終えることができました。
冬公演では部内で2チームにわかれ、それぞれ10分程度の短めの劇を上演しました。一方は少しシリアスな朗読劇、もう一方はコメディ満載のストレート(いわゆる「普通の」舞台)劇でした。生徒だけでなく先生方も観劇してくださり、部員一同大いに喜んでいたのが印象的でした。
年々演目のクオリティも高まり、挑戦するジャンルの幅も広くなっていっています。いつかは私(顧問、岩田)が趣味で取り組んでいる殺陣を入れ込んだアクション系の演目もできたら面白いと思っています。
演技も、脚本も、高校生なら誰しもが初心者です。大切なのは「やってみたい!」と一歩踏み出す心!興味があればいつでもお待ちしています。来年はどんな舞台をお見せできるのか顧問の私も楽しみです。これからも応援よろしくお願いいたします!