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第2学期終業式 式辞 - 千葉県立柏高等学校
千葉県立柏高等学校  千葉県教育委員会指定 進学指導重点校
 
 

着任の挨拶

        
    千葉県立柏高等学校長 鈴木 実
和3年4月1日付けで、本校校長に着任した鈴木実と申します。私は、平成2年に物理科の教員として採用されてから、銚子、館山、浦安など、いくつかの高等学校の勤務と教育行政に関わった経験があります。近隣では、東葛飾高校、小金高校での勤務経験がありますが、本校は、初めての勤務となります。昨年度までは、千葉県からの出向の形で柏市立豊四季中学校の校長として2年間勤務していました。
本校は、昭和45年4月創立以来、1万6千人を超える卒業生を世に送り出し、国内外の様々な分野で活躍する秀逸な人材を輩出してきた県下でも有数の進学校です。特に平成16年度からは、文部科学省から15年間にわたるスーパーサイエンス・ハイスクール(SSH)の指定や、サイエンス・パートナーシップ・プログラム(SPP)実践校に指定され、理数科教育を充実させてきました。また、平成27年度からは、千葉県教育委員会から進学指導重点校の指定を受け、文科系・理科系を問わず高い進学実績を積み重ねてきました。
本校の教育方針である「健全で、謙虚で、誠実な人材の育成」のもと、勉学、部活動、学校行事等、何事にも前向きに取り組む生徒が多いと聞いております。本校での3年間で、「確かな学力」、「リーダーシップ」、「探究し伝える力」を身に付けた生徒を育成し、世に多くの有為な人材を送り出したいと思います。

 

?令和4年度 校長式辞・巻頭言

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2022/12/23

第2学期終業式 式辞

| by 校長

生徒諸君、おはようございます。校長の鈴木です。本校に着任して始業式、終業式もちょうど10回目となりますが、コロナ禍のため、顔出しNGということで、今回もONマイクで行います。

本日は、9月1日の第2学期始業式からほぼ4か月が経過し終業式となりました。これからいくつかお話をいたしますので聞いてください。

まず初めに今学期を振り返ってみると、コロナ禍も3年が経過し、年度当初は、収束に向かうかと思っていましたが、夏に、いわゆる第7波の到来により感染防止対策を継続することとなってしまいました。それは、政府、厚生労働省の提唱する新しい生活様式の徹底、つまり、マスクの着用、三密の回避、手指の消毒、換気、黙食などです。よって2学期も行動に制限がかかる状況下でありましたが、黎明祭や体育祭では、これまでとは異なるやり方を工夫しリーダーシップを発揮し、規模を少々縮小し、時間を短くし、公開における入場者の制限を設けることにより、昨年度よりはずっとコロナ前の形に近づけることができました。生徒一人一人が感染防止の意識をしっかり持って取り組み実施できたことは立派なことだと思いました。また、その後、これら行事を起因とする罹患者が出なかったことも、諸君の感染防止意識によって感染防止対策が機能していた結果であると思いました。その他としては、第2学年の修学旅行は、11月4日から沖縄3泊4日、でコロナ前の形で実施し、概ね無事に終えることが出来ました。しかしながら、このところ第8波の到来と言われ、東京都では2万人、千葉県も8,000人、柏市も700人の新規感染者が報道されているところです。来年1月中頃がピークになるのではないかと警戒されています。明日から1月9日までの冬季休業期間中は、引き続き感染防止対策を怠ることのないよう十分注意して過ごすようにしてください。特に3年生諸君は、いうまでもないことであるが、いよいよ大学1入試シーズンに突入しますので健康に留意し年末年始をすごしてください。これが一つ目です。

次に1学期にも述べましたが、長期休業中、時間を大切に有効に使ってほしいということです。

外部から行動計画や行動様式が示されて生活するより、自ら計画し、自らを律し、自らを追い込んでいく方が、偽れない自身と向き合うことになるため、己を知り、己を鍛えることに繋がります。与えられた時間を何もせず過ごすのではなく、自己を磨く時間に使っていただきたいと思います。冬休みの期間、自主自律の精神を養い、より高い目標に向かって歩み続けていくことを心がけてください。

3つ目に、昨日、成績会議を開き、各学年から、今学期の諸君の学びの成果について説明がありました。学業成績では、努力が実り成績上位者として名前が挙がった生徒もいれば、なかなか努力が結果に結びつかなかった生徒、遅刻欠席が多い生徒もいるとのことでした。この後のLHRでHR担任の先生から通知表が渡されることと思います。大事なのは、数字に一喜一憂するのではなく、自分の結果を真摯に受け止めて、自身の態度・姿勢を振り返り、原因を考え、次に向かって備えてほしいと思います。そのための通知表です。また、いつも述べていますが、今回の成績は、あくまで柏高校内での2学期限定の成績であります。ほとんどの生徒諸君がこれから挑む大学2入試は、全国の高校生で、高校で学ぶすべてがテスト範囲となります。成績が良好であった生徒諸君は、気を緩めることなく、謙虚な態度で今後も学習に取り組んでください。また、残念ながら今回、成績が振るわなかった生徒は、この機会に、学ぶ者として、上級学校への進学を志す者として自らを振り返り、学習に向かう意識や態度、学習方法に錯誤がなかったかを再考してください。冬季休業中、まずは不要不急の外出を避け、落ち着いて勉学に取り組んでほしいと思います。

最後に3年生諸君、進路がすでに内定している生徒もおりますが、大半の生徒は、いよいよ受験シーズンを迎えラストスパートに入っているところでしょう。明後日のクリスマスは、騒がず、家族が購入してきたケーキなどを少々食する程度とし、正月は、普段あまり行かない近所の神社に合格1祈願に行く程度とし、正月は、コンディション維持の為、おもちは少々食する程度としましょう。来る1月14日、15日の大学3入学共通テスト、その後、私学の本番、国立へと入試カレンダーは流れていきます。人生100年と言われますが、そんな1年も良いでしょう。

さて、私はというと、出願書類の調査書1枚1枚に心を込めて校長印を押し、諸君の合格2を祈ります。それでは、令和5年、新年がより良い年となりますよう、そして、1月10日の始業式、心身ともに健康で、再会できることを祈念し式辞とします。


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