校長²あいさつ

パンデミックを乗り越えた今、新たなルネッサンスは女子美から始まります

入学式・始業式を迎え、女子美術大学付属高等学校・中学校の108年目となる、新しい1ページの幕開けです。制約の大きかったコロナ禍の3年間でしたが、生徒も教員も情熱を失わずに制作活動はじめ様々な学習活動を続けて参りました。

そしてパンデミックを乗り越えた今、女子美生が生み出す新たなルネッサンス、生命力あふれる「復活」と「再生」、そして「進化」の始まりです。

本校のスクールミッションは、建学の精神である「我が国の文化に貢献する有能な女性を育成する」ために、付属高等学校・中学校の教育目標の「三つの美」、智(ち)の美、芸(わざ)の美、心(こころ)の美を育むことにつきます。

常に時代の最先端を行く女子美の学びですが、その精神は123年前の大学創立当初から現在まで、少しも色あせずに脈々と引き継がれています。知性の上に築かれる独創的な創造力や表現力は、今こそ求められる能力です。活躍しているたくさんの卒業生と共に、女子美で学んだ生徒たちは、これからも明るい未来へと社会を動かす原動力となってくれるものと信じています。

この女子美のホームページでは、生徒の活躍の様子をたくさん紹介しております。一人ひとりが個性豊かで、「絵を描くことが大好き、ものをつくるのが大好き」という共通の想いも持った女子美生。普通科ではありますが、ありきたりの“普通”とは何かが違う、不思議な魅力に満ちあふれた女子美。その魅力を少しでもお伝えできればと思います。どうぞたっぷりご覧になってください。

• 女子美は、日本で唯一、世界でもまれな美術大学付属の女子校です。
• 女子美は、美術教育を基幹としながらすべての教科、リベラルアーツを大事にしている、「知性」と「感性」を伸ばす魅力的な学校です。
• 女子美は、長い歴史と伝統を誇りつつ、ICT教育や美術で英語を学ぶ「Art English」をはじめ、常にこれからの未来に向けて教育を進める革新的な学校です。